過去ログ - 極悪人「レイプしてやろうか?」  お嬢様「ええっ!?」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/27(土) 08:08:07.19 ID:jWW3+nnIO
王様強過ぎワロタ


32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/10/27(土) 16:16:33.75 ID:KhYOWdDv0
まあ「王様」だからな


33: ◆2Ru5HhxpIY[saga]
2012/10/28(日) 19:27:49.83 ID:cLXhTPUV0
「・・・お父様?」

エウジェーニアが地下倉庫から、ひょいと顔を出した。
お父様、と呼ぶ声音には若干淀みを感じる、恐らく連れて行かれることを思っているに違いない。

以下略



34: ◆2Ru5HhxpIY[saga]
2012/11/10(土) 18:02:35.60 ID:Grzxvd+v0
“暴力の声” アドルファーティ王が帰り、日が落ちた頃。
昼間に動き回っていたエウジェーニアはベッドで熟睡中で、起きる気配を見せない。

「・・・クライド、奴・・・アドルファーティ王とは一体どういう関係なんだ」

以下略



35: ◆2Ru5HhxpIY[sage]
2012/11/17(土) 14:45:14.54 ID:UqiFV4rJ0
話すことも段々と億劫になりつつあった頃、瞬間的な強い光が、窓からつよくさしこんだ。
雷だった。
数秒後に雷鳴が聞こえるところを見ると、距離は近くはない。

「・・・エウジェーニアが起きたらまずい、今日はここまでだ」
以下略



36: ◆2Ru5HhxpIY[saga]
2012/11/17(土) 21:42:16.56 ID:UqiFV4rJ0
まだ幼い身を染める、赤い赤い真紅の血が、滝のような雨が流していく。
目の前に転がる、見知った顔の遺骸を見て、俺は泣き崩れていた。

雨が何もかもを流していくと思っていた。
この涙も、血も、思い出も。
以下略



37: ◆2Ru5HhxpIY[saga]
2012/11/17(土) 22:06:48.99 ID:UqiFV4rJ0
「バカなんかじゃない。僕たちは正しいことをしたんだよ」

不思議と、言葉が次々に出てくる。
あの時の感覚は今でも忘れられない。
俺をはやし立てる激情が、俺の口を使って自分に“正しいことをした”と言い聞かせるようだった。
以下略



38: ◆2Ru5HhxpIY[saga]
2012/11/17(土) 22:47:38.73 ID:UqiFV4rJ0
悪党の技を学んでいる最中の頃だった。
鍛錬を続けていた若い俺とリリアンの前で、師匠は俺たちにそれぞれ短刀サイズぐらいの木刀を渡した。
そして静かに告げた、“殺し合いを見せてみろ”と。
木刀で切られたら敗北という単純ルールでの試合だった。
青あざ位は出来るかもしれないな、と俺とリリアンは顔を合わせた。
以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/18(日) 20:21:30.40 ID:/HHP66WIO
おつ


40: ◆2Ru5HhxpIY[saga]
2012/11/20(火) 20:47:29.79 ID:yTZ3I3cu0
雨は一向に止む気配を見せなかった。
遠くまで続く、灰色の雨雲は、澄み渡る青空を覗かせることなく、延々と広がり続けている。

「・・・すぅ・・・」

以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/02(日) 06:50:42.82 ID:lvxQmK70o



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