131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:10:59.88 ID:JvrwFIkro
ほむら「茶化すと思ってたら、真面目なことも言えるのね」
天童「あら?心外だなあ」
天童「こう見えても天界界隈じゃ『インテリ天ちゃん』で通ってるんだぜ?」
132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:12:18.25 ID:JvrwFIkro
【深夜/ほむらのアパート】
壁一面に、音階とそれに対応する弾き方を書いた紙が貼られている。
部屋の真ん中でヴァイオリンを弾くほむら。それを聴く天童。
弦を押さえるのが間に合わず音を外してしまうほむら。
133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:13:36.24 ID:JvrwFIkro
【夜/ほむらのアパート】
コンビニの袋を手に提げて帰ってくる天童。
ヴァイオリンを横たえ、ソファで眠っているほむらを見つける。
毛布をかけてやる天童。
134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:15:07.47 ID:JvrwFIkro
【期限当日・放課後/病院・屋上】
ほむらがヴァイオリンを弾いている。
それを聴いている恭介、天童、病院スタッフ。
演奏を終え、恭介を見るほむら。
135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:16:33.61 ID:JvrwFIkro
天童「命題はお前が演奏をものにすることじゃねえ」
天童「さやかちゃんに聴かせなきゃクリアできねえんだぞ」
天童「あと30分と少しで、それができるのか?」
136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:18:15.04 ID:JvrwFIkro
【病院】
がらんとした病室。
さやか「今日も空振りか……」
137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:19:54.55 ID:JvrwFIkro
看護師B「でも、その意味ではもう一人の子だって同じじゃない」
看護師A「わかってないわね。今の子が来たちょうどその日に先生が宣告したのよ」
看護師A「『もうヴァイオリンは弾けない』って」
138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:21:30.03 ID:JvrwFIkro
【病院・屋上】
屋上に到着したさやか。
足音も荒くほむらに近づく。
さやかに気づいて手を止めるほむら。
139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:23:02.52 ID:JvrwFIkro
さやか「キュゥべえと契約してなくてよかった」
さやか「どうして自分の願いで転校生を幸せにしなきゃなんないのさ!」
さやか「もう絶対、契約なんてしない。恭介の手なんてこうすればずっと治らないんだ!」
140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:24:28.41 ID:JvrwFIkro
さやか「邪魔するな!転校生」
ほむら「頭を冷やしなさい、美樹さやか」
ほむら「感情に身を任せて状況を見つめられなくなるのはあなたの欠点」
141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:25:43.32 ID:JvrwFIkro
――曲の流れをみて、同じ音符でも強弱や硬さを変化させるんだ――
ほむらがイメージするのは今日という一日。
日付は同じなのに、時を遡るごとにさまざまな過ごし方をしてきた。
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