過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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897:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:29:28.95 ID:CgQnpWSV0
「変質……? 田中敬三さん、
対マインドスイーパー用のトラップを作ってます!」

理緒が悲鳴のような声を上げる。

以下略



898:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:29:57.38 ID:CgQnpWSV0
汀がそう言って、近くの人の自動小銃を奪い取って脇に挟んだ。

「急ぐって……どうしたら……」

「その人を『起動』させて!」
以下略



899:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:30:29.67 ID:CgQnpWSV0
理緒が耳を塞いで体を丸くする。

十数秒も爆音は続き、やがて硝煙が収まり、周囲がクリアになる。

汀が自動小銃を構えながら、前に進もうとした時だった。
以下略



900:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:31:00.10 ID:CgQnpWSV0
スカイフィッシュだった。

ドクロのマスク。

ボロボロのシャツにジーンズ。
以下略



901:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:31:52.17 ID:CgQnpWSV0
一貴の背後から、岬が顔を出して、震え始めた汀を見る。

「なぎさちゃん……? あなた騙されてるよ。
一緒に行こ。いっくんも、たーくんもいるよ」

以下略



902:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:32:25.33 ID:CgQnpWSV0
「役立たず。一瞬でも期待した私が馬鹿だった」

『……弁解はしない。汀、その人の心を守れ。
そいつらの侵入元が特定できない』

以下略



903:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:32:58.80 ID:CgQnpWSV0
一貴がそう言った時、周囲の人々が弾倉を交換し、
また一斉に銃撃を始めた。

一貴がマスクを被り、岬を守るように立つ。

以下略



904:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:33:41.06 ID:CgQnpWSV0
それが長大な日本刀に変わる。

岬が壁にかかっていた鉄パイプを手に取った。

それがグンニャリと形を変え、ショットガンに変形する。
以下略



905:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:34:21.35 ID:CgQnpWSV0
連続した射撃音と衝撃。

銃弾がばらけて、壁に当たり、
一貴は悠々と体をひねってそれをかわした。

以下略



906:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:35:25.81 ID:CgQnpWSV0
「いいや君はなぎさちゃんだよ。これまでも、これからもね!」

「何してるの理緒ちゃん、早くして!」

汀が怒鳴って一貴を弾き飛ばし、壁を蹴って体を回転させながら、
以下略



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