過去ログ - とあるカッパと黄泉川家
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699:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 17:08:59.81 ID:IHKclfqN0

バシャバシャ。バチャン。

予想どおり、数か月前に かぁたんを拾った川の中に三人は現れた。

以下略



700:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 17:11:45.97 ID:IHKclfqN0

「あう?」

打ち止めを抱き上げ着替えを持つと、「来い」と番外個体を呼び寄せて橋の下へ。
そこで地面に降ろした打ち止めの服を、力任せに左右に破いた。
以下略



701:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 17:13:46.28 ID:IHKclfqN0

数分の後、ワンボックスカーが河原の近くに停められた。
中から毛布を持った妹達が現われ、まだ震える番外個体と打ち止めをつつむ。

「ふぁ、あったかい……、ってミサカはミサカはとろんとしてみる」
以下略



702:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 17:16:55.54 ID:IHKclfqN0

「あなた方の住居まで、信号にひっかからなければ四分弱です、とミサカ10032号は到達時間を予測します」

後部座席にて、彼女がヘアドライヤーを構える。
コードが荷物室に続いていたので、そこから電源を取っているようだ。
以下略



703:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 17:21:30.23 ID:IHKclfqN0

番外個体と打ち止めの世話は、病院の妹達にまかせてよさそうだ。
一方通行は能力を通常モードに戻し、溜息をついた。窓際の席から見えるのは、慣れ親しんだ摩天楼。

青々しい畑も無い、魚やザリガニ、果てはオオサンショウウオまでが棲んだ川も無い。
以下略



704:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 17:23:53.95 ID:IHKclfqN0

スライド式の後部座席ドアが開けきらないうちから、座ったままの一方通行を避けて打ち止めが駆け降りる。

「最終信号! おかえりなさい」
「おかえりじゃん!」
以下略



705:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 17:26:56.94 ID:IHKclfqN0

「ただいまー。お土産あるよ」

二泊三日の旅行に行ってきました、みたいな調子で番外個体があっさり言う。
次いで、隠そうともしない肘打ちが、ガツガツと少年の脇腹を襲った。
以下略



706:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/12(水) 17:29:25.34 ID:IHKclfqN0

次回へ続く




707:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/12(水) 17:40:21.35 ID:sOR3YPZW0


帰ってきたんだねぇ…




708:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/12(水) 18:44:52.76 ID:QGGLV7/no
乙です


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