過去ログ - ほむら「きっと、それがわたしの役割だから」
↓
1-
覧
板
20
1
:
◆OMDUScS66.
[saga]
2012/12/09(日) 02:15:16.04 ID:4jyOLCja0
見滝原の町外れにある雑木林の近く。
そこに、十字を模した木がひっそりと立てられた。
杏子「………うし、こんなもん、だな」
マミ「簡素だけれど、仕方ないわよね……」
ほむら「そう、ね……まさか、ご両親に説明するわけにもいかないし」
その木の側に、マミがお花屋さんで買ったお供え用の花を供える。
杏子は、スーパーで買って来たお供え物のお菓子を開封し、そのひとつを手に取り口へと運んでいた。
マミ「ちょっと、佐倉さん。それ、美樹さんにって買って来たのに」
杏子「ひとりで食う菓子なんて、うまくもねえだろうよ。だから、こうして一緒に食ってやってるだけだっての」
お菓子を咀嚼しながら、開封したお菓子を十字の木の近くへと置く。
SSWiki :
ss.vip2ch.com
2
:
◆OMDUScS66.
[saga]
2012/12/09(日) 02:16:20.74 ID:4jyOLCja0
マミ「暁美さん、ロウソクを立ててあげて」
仏屋さんで買って来たロウソク立てをひとつ置くと、マミはほむらにそう促す。
ロウソク立てにロウソクを立て、それに火をつける。
以下略
3
:
◆OMDUScS66.
[saga]
2012/12/09(日) 02:17:27.04 ID:4jyOLCja0
――――――――――
ほむらがこの世界で気が付いてから、一日が経った。
ほむらの意識と同時に円環の理へと旅立っていったさやかの為にと、三人は彼女の墓を立てたのだった。
美樹さやかが、確かにこの世界に存在していた証を残してあげよう。
以下略
4
:
◆OMDUScS66.
[saga]
2012/12/09(日) 02:18:21.99 ID:4jyOLCja0
杏子「どうかしたか、ほむら?」
ほむら「いえ、何でもないわ。ごめんなさい、巴さん。ちょっとした用事があるから、お茶会は遠慮させてもらうわ」
マミ「あら、そう?まあ、無理にとは言わないけれど」
以下略
5
:
◆OMDUScS66.
[saga]
2012/12/09(日) 02:19:14.65 ID:4jyOLCja0
ほむら「……わたしは行きたいところがあるから、ここでお別れね」
住宅街の分かれ道に差し掛かったところで、ほむらは立ち止まる。
マミ「ここで?でも、そっちの方は町外れじゃ……?」
以下略
6
:
◆OMDUScS66.
[saga]
2012/12/09(日) 02:20:21.36 ID:4jyOLCja0
マミ「美樹さんも言っていたけれど、謎の多い人ね、暁美さんは」
杏子「だなぁ。一か月前に見滝原中学に転校して来た魔法少女だろ?その時点で謎が多いっつーか、なんつーか……」
マミ「悪い子ではないみたいだけれど、ね」
以下略
93Res/52.49 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - ほむら「きっと、それがわたしの役割だから」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1354986915/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice