過去ログ - P「ある夜の物語」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/24(月) 08:28:19.99 ID:E5MUZ4RSO
さんた「さんたくろおすは皆、ぷれぜんとを配る人が驚かないように事前にその方がお慕いする人物に擬態できるのです」

P「……どうやって?」

さんた「それは、トップシークレットです」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/24(月) 08:29:07.67 ID:E5MUZ4RSO
P「なるほど、わかりました。
 ところで、サンタさんは何で俺のところにいらっしゃったんですか?」

さんた「先程も言ったでしょう、プレゼントを配りにです」

以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/24(月) 08:30:47.41 ID:E5MUZ4RSO
さんた「望みは決まりましたか?」

 サンタクロースはまた言った。だが青年は、いざになるとなかなか決められなかった。
 そうして悩んでいるうちに、ふと心境の変化が起こった。

以下略



10:一旦終了、続きは夜に[saga]
2012/12/24(月) 08:31:45.51 ID:E5MUZ4RSO
さんた「……あなた様は立派な方なのですね」

P「立派って言われるような資格はありません。ただの自己満足です。
あ! そうだ、雪歩にはこのことを黙っていてもらえますか?」

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/24(月) 20:57:36.91 ID:E5MUZ4RSO
 今日誕生日をむかえた少女がいた。

雪歩「プロデューサー……」

 その少女は家族や友達に今日の誕生日を祝ってもらえたけれど、
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/24(月) 20:58:05.81 ID:E5MUZ4RSO
 彼女は驚いた。だが、それはサンタクロースがいたことに驚いたのではなく、

雪歩「ぷ、プロデューサー!?」

 サンタクロースが彼女のプロデューサーだったから驚いた。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/24(月) 20:58:44.71 ID:E5MUZ4RSO
??「私は『プロデューサー』という人物ではありません」

 サンタクロースは言った。
 普段の彼女ならそう言われた瞬間、いきなり知らない男性が近くにいることに怯えてもおかしくないのだけれど、
今この時だけは目の前のスカートをはいた男性がプロデューサーでないことに安心した。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/24(月) 20:59:18.35 ID:E5MUZ4RSO
雪歩「……本当のサンタクロースなんですね?」

さんた「はい」

雪歩「えっと、その姿は擬態……なんですよね?」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/24(月) 21:00:39.41 ID:E5MUZ4RSO
さんた「そうですか、それは失礼しました」

 少女は言ってからもしサンタクロースの本当の姿が話のようなおひげの立派な老紳士だった場合の、
さらなる悪鬼地獄絵図を恐れたのだけど、その心配は杞憂に終わったらしく、
気がつけばサンタクロースは白銀の髪を持った美しい女性に変わっていた。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/24(月) 21:01:05.75 ID:E5MUZ4RSO
さんた「では話を戻しましょう。
   欲しいもの、望みのこと、なんでもおっしゃってください。
   かなえてさしあげましょう」

雪歩「えっ? えっと、それじゃあ……」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/24(月) 21:01:33.47 ID:E5MUZ4RSO
さんた「決まりましたか?」

 サンタクロースが言うと、少女は聞いた。

雪歩「どうして私のところに来たんですか?」
以下略



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