42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/25(金) 23:57:46.06 ID:FNFUVLoDO
 更新遅れてすみません! 
 今日はここまでにして、明日は早めの時間から投稿します。  
  
 ありがとうございます! 
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/26(土) 15:40:35.36 ID:C9VjybHDO
 彼は決して耳障りの良い言葉を常に聞かせてくれる訳ではない。  
 口を開けば乱暴で、優しい言葉をはっきりと伝えてくれるような事は殆どない。  
  
  
 だから、真っ正面から顔を見るよりこうして彼の背中を見ていた方が彼は正直なのだと思う。  
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/26(土) 18:25:11.35 ID:C9VjybHDO
 グッと背骨を後ろにそらして大きく伸びをするクロの姿に暗い話題がそのままお流れになりそうだ。  
 そんな空気が広まる。  
  
  
 さやか「……分かりました」 
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/26(土) 19:03:13.60 ID:C9VjybHDO
 さやか「それに、コイツもいますから!」 
  
  
 クロ「は?」 
  
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/26(土) 21:20:52.40 ID:C9VjybHDO
 まどか「質問?」 
  
  
 クロ「あぁ……えーと」 
  
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/26(土) 21:48:24.14 ID:C9VjybHDO
 さやか「た、たしかに前の戦いの後、全然拾った覚えがない……」 
  
  
 さやかもまた、合点がいったように呆然としていた。 
 確かに、あれだけ戦いに参加していれば彼が入手していてもおかしくない。  
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/26(土) 22:09:38.88 ID:C9VjybHDO
 マミ「色が黒ずんでいるのが分かるかしら」 
  
  
 マミの言葉でクロは覗きこむ。 
 言われて見れば、確かに黒い。 
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/27(日) 00:19:19.27 ID:60muNJSDO
 クロ「まぁ、実際に使ってみせてくれよ。ほれッ」 
  
  
 右手で弄んでいたグリーフシードをマミに投げて寄越すと、彼女はそれを片手でキャッチした。  
 なんでもないようにしているが、やはり動体視力や反応は一般人の平均よりは高いのだろう。  
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/27(日) 00:40:03.33 ID:60muNJSDO
 さやか「……あ、ありが」 
  
  
 クロ「んじゃ、こいつをマミとお前の分まで集める必要があるって事か。忙しくなるな。足を引っ張るなよ、さやか」 
  
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/27(日) 01:04:18.83 ID:60muNJSDO
 マミ「クロ、私からもお礼を言うわ」 
  
  
 しかし、あまり大声を出しすぎると下にいる他の鹿目家に迷惑がかかるかもしれない。  
 そんな事も考慮しての言葉である。  
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/27(日) 01:20:19.46 ID:60muNJSDO
 クロ「食えってか……良いぜ、持ってこいよ。甘いもんなんて久々だしな」 
  
  
 クロの言葉に、いち早く目を輝かせたのはマミだった。  
 そのまま、部屋の隅の方に飛んでいきそこにあったプレゼント用の箱を運び、テーブルの上に置いた。  
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