過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」 2
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吟遊詩人
[saga]
2013/01/15(火) 21:38:47.05 ID:tOz/sjdO0
>>12
いえいえこちらこそ紛らわしくてすみませんでした。
今から続きの方を少しだけ書いていこうと思います。よろしくお願いします。
14
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/15(火) 22:34:16.85 ID:gBhenYSW0
正直、過去話を詠めば読むほど男と人間サイドが嫌いになっていく…
残されたエルフ達にも救いはあるのかな。未来編に期待。
15
:
吟遊詩人
[saga]
2013/01/15(火) 22:43:39.07 ID:tOz/sjdO0
>>14
そうですね、戦争とは言え人殺しをしているわけですから嫌な思いを抱かれることもあるだろうと思います。
ですが、これは一側面から見た戦争ですのでどちらが悪いとも言い切れないんですね。強いて言えばどちらも悪くてどちらも悪くないですね。
例えば、過去編の少年編に登場してきた傷エルフですが、ある意味で彼は男に立ち位置が似ていますね。これまでは第三者視点で男の物語を見ていましたが、あれがエルフの側であったのなら必ずしも男や人間のサイドが嫌いになったとは言い切れないかな〜と考えます。
それに、そもそもの対立のきっかけとなったものがあるにしろ、そこに至るまでのお互いの関係の積み重ねは男含めた人間やエルフたちの先祖たちが積み上げてきたものですので、そう考えると男たちは時代の流れに巻き込まれたと言ってもいいと思います。
以下略
16
:
吟遊詩人
[saga]
2013/01/15(火) 22:46:01.61 ID:tOz/sjdO0
……
…
陰鬱な気分と共に男は目を覚ました。目が覚める直前まで、言葉にできないほどの嫌なものを見せつけられたような感じを彼はしていた。だが、目覚めてたった数秒でついさっきまで鮮明に覚えていたはずの悪夢の内容は頭の中からスッパリと消え失せてしまっていた。
以下略
17
:
吟遊詩人
[saga]
2013/01/15(火) 22:46:28.66 ID:tOz/sjdO0
男「……またか」
エルフ「……すぅ……すぅ」
小さな寝息を立てて彼の横で身体を丸めて眠りについているのはこの家のもう一人の住人であるエルフだ。男の奴隷として引き取られ、彼と日常を共に過ごし心を通わせている少女。ここ最近は年齢にしては少しだけ早い肉体的成長も見せているが、やはりまだまだ精神的には子供なのか、一時期は止んでいた男のベッドへの侵入もここ最近頻繁に行われていた。
以下略
18
:
吟遊詩人
[saga]
2013/01/15(火) 22:51:25.70 ID:tOz/sjdO0
エルフ『た、確かにそうかもしれませんけど、私たちは恋人同士なんですから一緒に寝るのはなんにも問題はありません! おじいさんも普通だって言ってました!』
男『い、いや……それは確かに時と場合によるけれど。今は駄目だって。その、さすがに僕もまだ幼児趣味だと周りの人に思われたくないし……』
エルフ『私は別に構いません! だって男さんは私の外見だけを見て私を選んだわけじゃないんですよね? だったら、周りにどう言われようと私は堂々とできますから』
以下略
19
:
吟遊詩人
[saga]
2013/01/15(火) 22:53:41.40 ID:tOz/sjdO0
エルフの種族というだけあって知識の吸収やその応用が無駄に早い。そのため、ここ最近は度々正論の隙間を探してはそれを突いてくるエルフの対応に男も一苦労していた。
手ごわくなったと思いつつも、それは彼女が成長している証だと考え思わず頬が緩む男。今でも魅力的な少女だというのにこれからさらにエルフが成長し、その魅力に磨きがかかった先にある未来の彼女を想像すると思わず笑みが溢れでる。
ただし、今はまだ可愛らしい姿を隣で晒しながら穏やかに眠っている詰めの甘い少女である。そんな彼女の髪に指を通し、寝た際に絡まった髪を男は手櫛で整えた。柔らかく、サラサラとした髪が流れるように解けていった。
しばらくの間何度もその行為を続けていた男であったが、このままではいつまでもベッドの上から動けないと悟り、とうとう魔の寝床から抜け出した。寝間着から普段着へと着替え、未だ眠りから覚めないエルフを再度見て溜息一つ。このままここで寝かせていても彼としてはいいのであるが、それを自分の諦めと無効に解釈されても困るためエルフの身体を抱きかかえて部屋を後にした。そして、彼女の部屋の戸を開け、部屋の主のいないベッドにそっと下ろし、華奢なその身体に毛布を静かにかけ部屋を出た。
用事も住んだため、二階から一階へと下りた男は一度玄関に足を伸ばしてそのまま外へと出た。空に漂う太陽の位置から大まかに計算するといつもよりは少し遅い起床となったようだった。
以下略
20
:
吟遊詩人
[saga]
2013/01/15(火) 23:12:57.38 ID:tOz/sjdO0
街人「おう、あんた男だよな」
男「はあ、そうですけど」
街人「さっきこの街を訪れた商人にこの手紙を渡してくれって頼まれたんだ」
以下略
21
:
吟遊詩人
[saga]
2013/01/15(火) 23:13:42.62 ID:tOz/sjdO0
今日はここまでで。続きはまた書けるときに書きます。
22
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/01/15(火) 23:17:56.80 ID:usXKqCHVo
乙
23
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/01/16(水) 00:07:03.99 ID:m+g0+SI2o
乙
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