37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 16:44:15.30 ID:J8ITMHgIO
美希が、やっぱり嘘だと言いたげな目で、俺を見る。
「すっ、すまないな、冬馬。俺ってツンデレだから」
あまとうは、俺の差し出した手を、嬉しそうに握る。
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 17:24:25.15 ID:J8ITMHgIO
一体、何て答えようか。
事務所の扉まで来ると、真が、ひょこっと、現れた。
無表情で、マックシェイクを飲んでいる。
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 17:31:37.30 ID:J8ITMHgIO
******
カシャッ
シャッターを押すたびに、照明よりも、更に明るいフラッシュが、真と雪歩を照らす。
雪歩は、純白のウエディングドレスを着ている。
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 17:34:33.87 ID:J8ITMHgIO
真と雪歩は丁寧に、カメラマン達に挨拶をして、こちらに来る。
「おつかれ、真、雪歩」
「お疲れ様ですぅ」
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 17:45:44.41 ID:J8ITMHgIO
*******
「じゃあな、雪歩」
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/28(月) 20:01:42.80 ID:dSlz8ytco
続きはまだですかねえ
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 20:51:38.51 ID:YXQH4F4co
「それがどうかしたか?」
「…やっぱり、男の人は雪歩みたいな子が、好きなんですか」
「んー、それは、そいつの好みによるけど…嫌いな奴はあんまりいないと思うぞ」
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 20:57:53.16 ID:YXQH4F4co
「…どうした?」
「告白されました」
ドクン、と心臓が跳ね上がる。
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 21:04:48.77 ID:YXQH4F4co
「後は、生徒会長だと完璧だな」
真はクスリと笑う。
「そう言えば、生徒会長でした」
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 21:14:54.68 ID:YXQH4F4co
真の家の前に着いてしまった。
エンジンを止めると、真の息遣いや、服の布の擦れる音まで聞こえて来た。
俺は真の方を見ないままで言う。
「真にお似合いの、王子様じゃないか」
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 21:29:40.37 ID:YXQH4F4co
「プロデューサー、王子様はいないみたいです」
「何でだよ、…そいつじゃ駄目なのか?」
「…駄目ですね」
57Res/31.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。