過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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451: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/04(日) 22:31:19.77 ID:IQHsWoUK0

七つのソウルジェムは、更地のようなそこに浮いていた。頭上にはUFOの底が見える。
周囲には禍々しい魔力が集まってきている。かつてほむらが戦ったワルプルギスの夜は
影のような魔法少女を繰り出し攻撃してきた。それと、今ここに存在するワルプルギスの
夜が似通ったものだとしたら……。
以下略



452: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/04(日) 22:32:00.12 ID:IQHsWoUK0
その一斉攻撃の閃光は南条からも、上杉からも見ることができた。
結界の外で、ペルソナの魔法による治療を施していた。その視線の先には
浮遊する巨大なUFOの姿。それがどうしたところで目に入ってしまう。それが
苛立ちを伴っていた。

以下略



453: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/04(日) 22:32:32.13 ID:IQHsWoUK0
まさに命からが結界から脱出した彼らもまた、キュゥべえがもたらす姦計に苦しめられた。
ほとんどが錯乱している。そして攻撃的なそれが外に向くか自らに向くかの違いだけで
ペルソナ使いたちには手を出すことができなかった。
かつてのマミのような状況だった。かろうじて正気を保った少女が暴れだす少女を
拘束ないしは殺害し、ようやく鎮圧することができた。
以下略



454: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/04(日) 22:33:22.70 ID:IQHsWoUK0
その攻撃をそれは耐え抜いた。周囲の魔力の塊は除去されたが、ソウルジェムは
未だ健在だ。そしてそれが次々と破裂し砕け散る。それはかつての杏子が
見たはずのさやかが魔女に堕ちるときのそれと同じだった。
本来ならソウルジェムひとつにひとつの魔女というのが普通なのだろう。
だがそれに限っては違った。周囲の魔女が結びつき絡み合い、歯車を持つ逆さ吊り
以下略



455: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/04(日) 22:34:11.31 ID:IQHsWoUK0
『さぁ、君はどんな願いでそのたましいを輝かせるんだい?』

キュゥべえの言葉が聞こえているのかいないのか、仁美はぶつぶつ呟いている。
そこに先の一斉攻撃の閃光。その光と音に気づいた仁美は顔を上げる。そして
何かに気づいたように立ち上がり歩き出す。
以下略



456: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/04(日) 22:35:49.84 ID:IQHsWoUK0

街の住人はパニックになっていた。

空中に浮遊する巨大なモノ。そしてあふれ出す軍隊と、
魔女により行方不明になる人々。見滝原は未曾有の混乱に陥っていた。
以下略



457: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/04(日) 22:36:23.02 ID:IQHsWoUK0

「上手くいった……わけじゃないようだな」

「何かわからないけど、何かが生まれたのはわかる」

以下略



458: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/04(日) 22:37:35.31 ID:IQHsWoUK0

「その格好は!?」

「うふふ、やっとあえましたね。だいじょうぶでしたか」

以下略



459: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/04(日) 22:39:45.64 ID:IQHsWoUK0
筆者です。今夜はここまでです
正直申し上げると、うん、自分でも出来が悪いと思うとレス減りますね。皆さん正直デス

そして仁美嬢のファンには悪いけど、ニャル様節でやりました

以下略



460:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/04(日) 22:47:26.77 ID:QchlUyEV0
乙です。うわあ、確実に状況が悪いほうへ悪いほうへ転がっていってますな……
仁美も魔法少女になってしまったけど、我に返れるのかこれ……?


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