過去ログ - 老兵や古兵って響きからしてカッコいいよな! というわけでSS書く
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/11(月) 09:57:50.19 ID:zd3Kw31so

(……爺様?)
 見慣れた背格好と歩き方。
 間違いなく祖父なのだが、自信が持てない。
 こんな夜更けに、一体どこへ行くというのだ。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/11(月) 10:15:35.70 ID:UQPXgIoIO
ほほぅ(`・ω・´)!いやこれはよいな!


24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/11(月) 10:32:16.23 ID:zd3Kw31so

 夜道を祖父と二人、並んで歩く。
「起こしてしまっていたとはすまなんだ」
 軽く謝罪をよこしてくる祖父に首を振る。
 そんなことは別に問題ではない。
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/11(月) 13:18:15.17 ID:zd3Kw31so

……

 川岸。まだ肌寒いと言うのに蛙の声が聞こえてくる。
「来たか」
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/11(月) 13:18:45.48 ID:zd3Kw31so

 と、ふいにこちらを向く。
 離れた所に立っている弥助の方向だ。

「ありゃなんだ?」
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/11(月) 17:34:37.91 ID:zd3Kw31so

 斬りこめる間合いより一歩分遠く、大蝮が立つ。
 白刃を、構えるでもなく脇に垂らして。

「強いものってのは、綺麗だよな」
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/11(月) 17:35:22.36 ID:zd3Kw31so

 大蝮が動いた。
 鋭く息を吐き、踏み込み、刀を振り上げる。
 凄まじく速い。目にもとまらぬ一動作。
(死んだ)
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/11(月) 17:38:41.24 ID:zd3Kw31so

 祖父の抜き打ちはもちろん速かったが見えないほどではなかった。
 見えて、知覚できた。
 大蝮の動きに比べれば、鈍重もいいところだったろう。
 が、結果はこうなった。
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/11(月) 17:41:48.40 ID:zd3Kw31so

 祖父がこちらを見ていた。見て、微笑んでいた。
「こんなもの、強さでもなんでもない」
「シッ!」
 疾風のような呼気と共に、大蝮の斬撃が飛んだ。
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/11(月) 17:48:32.84 ID:jJwe2MxU0
面白いけどVIPでやったらどう?
もしかしてこの話以外あるの?


32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/11(月) 17:49:40.17 ID:iJZ8INub0
渋いぜ爺さんwwww




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