過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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122: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/17(日) 22:20:07.53 ID:kMLk/eI40

作ると言っても浴槽の底に布団を敷くだけの簡素な物だ。
身の丈の4分の3ほどの大きさのスペースに、横になって身を丸めて眠るのが当麻の睡眠スタイルである。
足を伸ばせないのが不便ではあるが、下手に動くと浴槽の蛇口にぶつかり水が出て水浸しになる。
そうなるともはや睡眠どころではなくなるため我慢するしかない。
以下略



123: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/17(日) 22:20:52.87 ID:kMLk/eI40

当麻は浴槽が濡れていないか確認する。しかしよく見ると、所々水滴が付いているのが見えた。
バスタオルで拭いたとしても、すぐに布団を敷いてしまえば湿気でじめじめになるかもしれない。


以下略



124: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/17(日) 22:21:54.85 ID:kMLk/eI40





以下略



125: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/17(日) 22:23:02.10 ID:kMLk/eI40

点々と続く街灯の明かりの下を当麻は黙々と歩いていく。


教師達に言わせてみればこの時間帯では生徒はもう就寝しているはずなのだが、
以下略



126: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/17(日) 22:24:24.62 ID:kMLk/eI40

上条(慣れちまったもんだけど、やっぱり治安が悪いってのは良くないことだよなぁ・・・・・・)

上条(『警備員』とか『風紀委員』が色々がんばってるみたいだけど、やっぱり一筋縄ではいかないみたいだ)

以下略



127: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/17(日) 22:26:40.72 ID:kMLk/eI40

能力者の肉体には学園都市における能力開発のノウハウの欠片が宿っている。
それは全く能力を発現しないレベル0であっても例外ではない。
爪の一部や一本の毛髪からでさえも、能力開発に使われている薬物を解析できる可能性があるのだ。

以下略



128: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/17(日) 22:29:24.58 ID:kMLk/eI40

行き先の不透明な自分の将来に当麻は呻く。


よくよく考えてみれば、自分に合うような学問や職業が全くわからないことに気づく。
以下略



129: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/17(日) 22:30:43.67 ID:kMLk/eI40

上条(今思えばあの時から俺は『上条当麻』を演じることを止めた気がするな)

上条(もちろん事情を知らない奴の前じゃ、これまで通りに演技するしかなかったけど)

以下略



130: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/17(日) 22:32:51.13 ID:kMLk/eI40

上条(それにしても、あいつの周りって見事に女の子ばっかりだよなぁ)

上条(お姉さん系に幼なじみ系に妹系・・・・・・青ピが好きそうなシチュエーションだな)

以下略



131: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/17(日) 22:33:43.87 ID:kMLk/eI40

上条(そういえば・・・・・・どうしようか)



以下略



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