過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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148: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/24(日) 22:23:03.19 ID:1wGgHOb60

黄泉川「でもどうしてそれが私に聞く理由になるんだい? 私だって一方通行の事はよく知らないじゃんよ?」

芳川「それは簡単な事よ。 番外個体が知りたがっていたのは一方通行が過去に関わっていた研究」

以下略



149: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/24(日) 22:33:41.82 ID:1wGgHOb60

研究者達は『置き去り』が親に捨てられた存在であり、学園都市の管理が届き難いことを利用して、
都合のいい使い捨ての『実験動物(モルモット)』として自身の研究に利用していた。
おそらくあの一方通行も犠牲になった子供の一人である。

以下略



150: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/24(日) 22:35:17.68 ID:1wGgHOb60

黄泉川「で、どんな研究なんだい? 関わっていない可能性の方が高いと思うけど」

黄泉川「非合法の研究を潰しているのは私だけじゃないからね」

以下略



151: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/24(日) 22:35:48.86 ID:1wGgHOb60

黄泉川「ああ、忘れもしないさ。 何せ、私が初めて学園都市の闇に関わった事件じゃん」

黄泉川「今でもあの時のことは鮮明に覚えているじゃんよ・・・・・・というか、その実験って一方通行が関わってたのかい?」

以下略



152: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/24(日) 22:37:03.72 ID:1wGgHOb60





以下略



153: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/24(日) 22:39:18.84 ID:1wGgHOb60

その頃の学園都市と言えば、能力者を育成するカリキュラムが十数年の歳月をかけて完成し、
安定して能力者を量産できる体制が整った時期であった。


以下略



154: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/24(日) 22:44:30.32 ID:1wGgHOb60

これにより、研究者達にとっての共通の課題であった『被験者の安定的な供給』は解決された。
すると彼らは、これまでのテーマから『如何にしてより強い能力者を生み出すか』にシフトしていった。
能力者を生み出せたとしても、出力が弱いのではその価値は大幅に下落する。
研究をするのであれば、出来るだけ高出力かつ多様性に富む能力者を用いた方が良いからだ。
以下略



155: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/24(日) 23:01:36.52 ID:1wGgHOb60

ここまでが9年前の学園都市で行われていた研究の概要であるが、
この他にも別のテーマを掲げて研究を行っていた研究者達がいた。
そのテーマとは、『如何にして稀少な能力を生み出すか』ということである。

以下略



156: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/24(日) 23:03:24.60 ID:1wGgHOb60

その能力の名は『一方通行』。
この世のあらゆるベクトルを操作することが出来る力である。
以前にもベクトル操作系の能力は存在していたが、『あらゆるベクトル』の方向変換、収束、分散が可能な能力者はいなかった。
もしこの能力を完成させることが出来れば、何者も触れることが出来ない『最強の能力者』が誕生する。
以下略



157: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/24(日) 23:06:45.00 ID:1wGgHOb60

そんな学園都市の暗部が肥大化していく真っ直中において『警備員』となった一人の新米教師がいた。


黄泉川愛穂。第7学区の支部に配属された『女性の警備員』である。
以下略



158: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/24(日) 23:12:37.82 ID:1wGgHOb60

つまるところ、この頃の学園都市の犯罪の発生件数は現在と比べて格段に少なかったのである。
当時の『警備員』の仕事は、女性の手を借りなくとも男手だけで十分足りていたのだ。
つまり女性を『警備員』とする利点が無かったのである。

以下略



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