過去ログ - 安価でシークレットゲーム5
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957:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/10(日) 11:29:09.82 ID:nQ4y3AGI0
苗木
日向
朝日奈
大神
小泉
以下略



958:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/10(日) 11:39:56.59 ID:nQ4y3AGI0
男子 女子
1番:相川 透
あいかわ とおる 2番:飯田 健二
いいだ けんじ 3番:奥村 秀夫
おくむら ひでお 1番:石川 直美
以下略



959:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/10(日) 11:41:39.43 ID:nQ4y3AGI0
PM22:46 北川太一(男子6番)
矢島政和(男子22番)に後頭部にボウガンの矢を射られ死亡。
AM0:00 プログラム2日目開始
AM1:00 第四回目の島内放送が流れる。
AM1:14 時任乙葉(女子13番)
以下略



960:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/10(日) 11:43:05.41 ID:nQ4y3AGI0
 男子生徒は友子の首に突き刺さっている鎌を抜いた。瞬間、友子の首からはおびただしい量の血液が飛び、男子生徒の制服にかかったが、その生徒は特にそのことは気にしなかった。
 中の上くらいの高さの身長で、二重まぶたと、冷たい視線が特徴的なその顔。それは狩谷大介(男子5番)であった。
 大介はヒュッと一度鎌を振り、刃の部分に付いた血を軽くとばした。
 実にラッキーであった。とにかく自分以外の邪魔な生徒達を殺していこうと思っていたところに、出くわした友子が、大介に全く気が付いておらず、無防備な背中を見せていたのだ。このチャンスを逃すわけがなかった。
 鎌に付いた血を制服の袖でふき取った大介は、地面に倒れている友子の体を蹴り飛ばした。友子の体は2メートルほど転がったが、そこで岩にぶつかって止まった。友子の体中に新たに出来た傷から血がにじみ出していた。
以下略



961:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/10(日) 11:43:36.48 ID:nQ4y3AGI0



 ドカッ!!
 振り下ろされたハンマーを雅史はギリギリのところで後ろに引いてかわした。
以下略



962:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/10(日) 11:44:03.23 ID:nQ4y3AGI0
 秀夫はまた最初の一撃と同じ様に真上にハンマーを振り上げて雅史に叩きつけようとしていた。だが雅史は三回目のハンマーでの攻撃も、またしてもギリギリのところでかわす事に成功した。
 ハンマーの重さのせいだろうか。秀夫の動きが鈍く感じた。
 今だ。
 雅史は秀夫が重いハンマーをもう一度持ち上げるのに手間取っている隙に、秀夫の脇をすり抜けて駆け出した。上手くいったらしい。秀夫は雅史が逃走を企む事を想像もしていなかったようだ。
 秀夫は急いでハンマーを持ち上げて逃げる雅史を追いかけてきた。当然雅史は全力疾走で秀夫から逃げようとしていた。
以下略



963:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/10(日) 11:44:51.82 ID:nQ4y3AGI0
 奥村秀夫(男子3番)は両手をひざに当てて、かがんだ体勢のまま大きく息を吸って吐いてを繰り返していた。
結局雅史に逃げられた。ハンマーの攻撃をことごとくかわされ、秀夫はイライラしていた。
 秀夫は出発して直後、茂みの中に入り、急いでデイパックをあけて武器を確認した。入っていたのはハンマー。ちょっとがっかりだった。なぜなら出発前の説明で榊原が銃の存在を口にしたからだ。
 こんなハンマーなどでは対抗できない。
 そう思っていたときに秀夫は茂みのそばを通り過ぎる女生徒を見たのだった。それは栗山綾子(女子6番)だった。秀夫は茂みから飛び出して綾子にハンマーで殴りかかろうと考えたのだが、綾子の手に拳銃らしきものが握られているのが見えたので、襲い掛かるのをやめたのだ。
以下略



964:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/10(日) 11:45:58.68 ID:nQ4y3AGI0
 分校の教室からまだ生徒全員が出発したわけではなかった。大柄な体格をした若松圭吾(男子23番)は持参した大きなリュックを背負い、前に出発したクラスメートたちと同じように渡されたデイパックを手にして教室を出て行った。
「これで残ったのはあと一人、女子23番だけだ! お前が最後の出発だ!! 2分後までに用意しとけ!!」
 和田裕子(女子23番)は榊原に最後の出発が近いことを告げられて怯えきっていた。
「ったくぅ!! やっとおわる!! さすがに46人、いや2人死んでたな。44人もいるとなると長かったな」
 榊原は本当に疲れているようだ。声にも最初の頃のように勢いがないし、時折自分で腰をたたいていた。
以下略



965:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/10(日) 11:48:08.51 ID:nQ4y3AGI0

 裕子はその光景を目にして今まで感じたことがないような恐怖感に包まれた。たった2分前に出発したばかりの生徒が出入り口付近で死んでいるのだ。圭吾が左胸を何かで深々と突き刺されているこの光景を目にしたら、どう考えても出入り口付近で待ち伏せしていた誰かに、出てきたばかりの圭吾が襲われ、そして胸に刃物か何かを突き刺された光景など容易に想像できるであろう。そしてそれが行われたのはたったの2分前。
 それに出てくる生徒をねらった襲撃者が圭吾一人だけを襲って、そのままこの場を立ち去るとは考えにくい。
 つまり圭吾を殺した誰かはまだこの付近にいるはずなのだ。
 突然脇から影が飛び出してきた。月明かりに照らされたその影はまさしく人間の姿であった。そしてその手には銀色に光る果物ナイフが握られていた。
以下略



966:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/10(日) 11:48:53.25 ID:nQ4y3AGI0
 沼川貴宏(男子17番)は出発前に飯田健二に殴られた自分の顔をさすった。この痛みだと痣ができているかもしれない。けどそんなことは貴宏にしては大した問題ではなかった。問題は自分に支給された武器の方だ。
 貴宏は出発して分校を出たとたん、すぐにデイパックを開けて武器を確認した。もちろん銃が入っているのかどうかを確認するためだった。しかし、期待ははずれ、中に入っていたのは銃でも何でもなく、ただの斧であった。
 銃マニアの貴宏が欲しかったのは、もちろん銃オンリーだったので、斧が出てきたときはかなりがっかりだった。
 銃…。銃…。銃…。
 貴宏の頭の中では、「銃」という言葉のみがグルグルと回っていた。
以下略



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