過去ログ - マッチ売りの少女
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2013/03/23(土) 20:13:10.54 ID:zIOzuYUm0

場所を変えようと、少女が歩き始めた時です。
目の前を一台の馬車が、走り抜けました。


以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2013/03/23(土) 20:15:12.07 ID:zIOzuYUm0

冷たい雪の上を歩くうちに、少女の足は紫色に変わっていきました。


「うう……寒い、寒いよぉ」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2013/03/23(土) 20:17:13.35 ID:zIOzuYUm0

少女は寒さをさけるために、家と家との間に入ってしゃがみこみました。
それでも身体はじんじんと冷え、今にも凍え死んでしまいそうです。


以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2013/03/23(土) 20:19:10.59 ID:zIOzuYUm0
´                      ヽ ヽ
 ___                -ミ ,.  ヽ                                   万
'  ̄ ̄             .;;; __ ヽ`ヽ ノ ,
"" _ '三`ヽ;;;;       ,;;;彡'' ̄ ̄`  ,, :::V`ヽ,                                象
./ ; r三三、`´       , ´ ̄ ̄`ヽ__-へ〈、  ,                    ┐
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]
2013/03/23(土) 20:20:30.27 ID:zIOzuYUm0
あ、ちょっとご飯食べてきます


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2013/03/23(土) 20:48:44.62 ID:zIOzuYUm0

シュッ。

マッチの火は、とても暖かいものでした。
少女はいつの間にか、勢いよく燃える破面『アランカル』の前に座っているような気がしました。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2013/03/23(土) 20:50:12.43 ID:zIOzuYUm0
                 , ´       `>、
               ,__        <  \                                         流
              ,   > 、.  <      ,
              ,       ><..        ,                                      刃
               l    ./  `ヽ__.      ,                             ┐
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2013/03/23(土) 20:51:37.89 ID:zIOzuYUm0

辺りはぱあーっと明るくなり、光が壁を照らすと、まるで部屋の中にいるような気持ちになりました。
部屋の中のテーブルには、ご馳走が並んでいます。
不思議な事に、湯気を立てた『アヨン』の丸焼きが、少女の方へ近づいて来るのです。

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2013/03/23(土) 20:53:13.63 ID:zIOzuYUm0

けれどもロウソクの火は消えずに、ゆっくりと空高くのぼっていきました。
そしてそれが次々に、星になったのです。


以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2013/03/23(土) 20:54:24.22 ID:zIOzuYUm0
                       ______
                        __//___     `  、
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2013/03/23(土) 20:55:47.82 ID:zIOzuYUm0

少女は、優しかったおじいさんの事を思い出しました。


「ああ、おじいさんに会いたいなー」
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