過去ログ - 美希・雪歩「レディー!」
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80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/23(土) 23:34:02.11 ID:sFFUNv8Z0
「キミ達、その辺で止めてもらえないだろうか」
 小鳥が、ようやく高木を連れて戻ってきた。

「美希君の事は確かに残念であるし、我々大人達が美希君を特別扱いすることでキミ達を苦しめてしまったことは事実だ。
 本当に、すまなかったと思っている」
以下略



81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/23(土) 23:36:00.85 ID:sFFUNv8Z0
 その夜、雪歩は荒川沿いを一心不乱に走った。

 普段は父に夜間からの外出を禁じられているため、ランニングも毎朝にしか認められていない。
 だが、今日ばかりはどうしても耐え切れなかった。
 世話役の男にお願いし、こっそり裏口から家を出て、いつものランニングコースに向かった。
以下略



82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/23(土) 23:36:56.33 ID:sFFUNv8Z0
 ひとしきり泣いた後、雪歩は起き上がった。
 愛用の白いTシャツが、芝の泥で汚れてしまっている。
 このままでは、両親に無断で外出してしまったことがバレてしまう。
 このシャツは、自分でこっそり洗濯することにしよう。

以下略



83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/23(土) 23:38:14.24 ID:sFFUNv8Z0
「貴音と、ケンカしちゃったんだ」
 何があったのかを雪歩が聞くと、響は少しバツの悪そうに答えた。
「ケンカ、って言っても、自分が一方的に貴音にひどい事言っちゃっただけなんだけどさ」
 あはは、と響は力無く笑った。

以下略



84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/23(土) 23:39:37.67 ID:sFFUNv8Z0
「961プロの採用オーディションの日ね――」
 やがて、落ち着いた響が顔を上げて、再度語りだした。

「貴音、自分のことを助けてくれて――自分のことっていうと、ちょっとアレだけど」
 ははは、と響はおかしそうに笑った。
以下略



85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/23(土) 23:41:08.49 ID:sFFUNv8Z0
「いやー、貴音には参ったさー。
 自分を助けようとして、ズボンを思いっきり引っ張って脱がしちゃうし」
 えぇー、と雪歩が驚きながら顔を赤らめた。

「それだけじゃないんだぞ。
以下略



86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/23(土) 23:43:08.38 ID:sFFUNv8Z0
0時頃まで席を外します。あと6章ほどあり、5時頃までかかる見込みです。


87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/23(土) 23:45:54.63 ID:H869QaA3o
おけ。自分は寝る。起きたら完結してますように。
後でいいんで他に書いたアイマスあったら教えてくれ。読んでみたい。


88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/24(日) 00:03:00.41 ID:KpLa6V6Io
……通してやる必要はないんだぜ?
2ヶ月放置しなけりゃ落ちないわけだし、眠たくなったら寝ればいいさ


89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/24(日) 00:04:07.68 ID:t/9l9TgEo
これはいいものを見つけた
最後まで読ませて頂きます


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