過去ログ - 妹「こんなに」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 21:10:56.32 ID:mvOgZccS0
姉は、昔から私に対して甘かった。
甘いというよりも、過保護というほうが正しいのかもしれない。

なにがあっても私の味方で、私が中心にまわっているみたいで、いつまでたっても妹離れせずにここまできた。
学校だって自分が行きたいから選んだわけじゃないと、私はよく知っていた。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 21:25:17.49 ID:mvOgZccS0


昔から、こうだったわけじゃない。
姉の過保護な面が表立って見えてくるようになってから、少しずつ、私の姉に対する態度が変わっていった。

以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 21:36:12.45 ID:mvOgZccS0
高校生になってから、私はできるだけ姉とは顔を合わせないようにした。
ちょうど姉も大学生になったばかりで、忙しくなってきたところだったのだ。

最初は姉を無視することは気が引けて、お互い忙しいことで顔を合わせないでいられるのが気楽だった。
けれど新しい生活が落ち着き始めると、姉はいつもどおりに私に接しようとした。
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 21:48:31.95 ID:mvOgZccS0
姉「あ、ちょっとこの大根、大きすぎちゃったな」

白いご飯に、今日はぶりと一緒に煮込まれた大根。それから姉お得意のきんぴらごぼうに味噌汁。
どれも美味しいはずなのに、どこか味気ない。
さっさと食べてしまわなくてはならないのに、いつもいつもすぐには全て喉を通っていかなくて、結局姉の独り言のような声を聞いていることになる。
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 21:49:15.92 ID:mvOgZccS0
今日は以上
こんな感じで続いていきます

それではまた


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/24(日) 21:50:56.35 ID:ZO6uzNf6o



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/24(日) 21:52:17.89 ID:HOPOlbIAO


期待してます


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/27(水) 21:26:28.08 ID:6exIizRr0


突然、家を知らない男が出入りするようになった。
それは本当に突然のことで、私ははじめ、いなくなったはずの父親が帰ってきたのかとすら思った。(父の顔もその素性さえも知りはしないけれど)

以下略



10:今日は以上[saga]
2013/03/27(水) 21:26:58.40 ID:6exIizRr0
今日は一体、いつ帰るのだろうか、あの男は。

私は制服のままベッドに横たわって、思う。
突然現れて、この家に当然のように馴染んでいる男。私は彼が気に食わなかった。

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/05(日) 19:23:03.90 ID:IDAmw0Iao
もう書かんのか?


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