過去ログ - まどか「ありがとう」
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148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 23:46:10.25 ID:YU5czjZ8o
骨と肉を露出して、血と内臓を撒き散らしながらさやかが床を転がる。

【あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ!】

「さやかちゃんっ!」
以下略



149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 23:52:13.61 ID:YU5czjZ8o
「ぐぁ……ぉぇ……!」

「さ――くら――さん……っ」「杏子ぉ……!」

武器を構えようとするマミとほむらの胸の中心から魔獣の腕が生え、口を塞ぐ。
以下略



150:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 23:54:46.76 ID:YU5czjZ8o
「もうやめて!」

悲愴な顔つきでまどかが叫ぶ。

「わたしが死ねば、それでいいんでしょ? だからもう、みんなにひどいことしないで!」
以下略



151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 23:58:56.73 ID:YU5czjZ8o
《えへへ、じゃあね―――ほむらちゃんを殺して》

「な……!?」

《あなたの手でほむらちゃんを撃ち殺して? そしたら残りの三人は助けてあげる》
以下略



152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 00:03:27.35 ID:R+37fY28o
「……っ!」

マミが叫んでいる。しかしそれは、声にならない。
ほむらはゆっくりと目を閉じた。
――ごめんなさい、まどか。
以下略



153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 00:07:06.80 ID:R+37fY28o
32

――ああ、そうだった。

覚悟を決めたほむらの瞳を見て、まどかはキュゥべえの謀略に気付いたときのことを思い出した。
以下略



154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 00:10:29.25 ID:R+37fY28o
「ほむらちゃん」

思い出したよ。
みんなを幸せにするんだ。
もしかしたら、わたしは消えてしまうかもしれないけれど、それでも。
以下略



155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 00:15:29.82 ID:R+37fY28o
33

まどかの放った矢は、魔獣の胸に突き刺さり、一瞬で吸収された。

「!」
以下略



156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 00:19:07.12 ID:R+37fY28o
それら全てを右手でたやすく受け止めて、嘲笑する魔獣。

《あはははッ! なんて無力! なんて小さいの! 弱い、弱い、弱いよ鹿目まどか!》

「わたしは! 諦めないよっ!」
以下略



157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 00:23:19.46 ID:R+37fY28o
34

矢を放とうとした魔獣の指先でばきりとそれが二つに折れる。

《!?》「!」
以下略



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