過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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761: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:06:06.07 ID:pV7ChZsi0





以下略



762: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:07:34.04 ID:pV7ChZsi0
「ねぇ」

「ん?」

美琴が呼びかけると、垣根は風に揺られる髪を片手で押さえながら答えた。
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763: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:09:37.43 ID:pV7ChZsi0
「ねえ、アンタって第二位の超能力者なのよね?」

「まあな。お前の一個上」

「アンタの未元物質ってどういう能力なの?
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764: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:11:43.32 ID:pV7ChZsi0
即ち、全く常識の当てはまらない異空間が形成されるということだ。
『未元物質』に引き摺られる形で法則は変化し、教科書の法則やこれまで学んできた常識が根底から覆される。
そのあまりに恐ろしさに、美琴は身を震わせる。

「流石に理解が早いな。要するにそういうことだよ」
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765: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:13:59.73 ID:pV7ChZsi0
「えっとつまり、一方通行が無害と認識して受け入れてしまう有害、ってことでいいのよね?」

美琴が確認すると、垣根は小さく頷いた。
何ととんでもないことをしているのだろうかこの男は。

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766: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:19:00.40 ID:pV7ChZsi0
「おい何やってんだオマエ」

垣根の背から伸びる翼を触ってみると、不思議な手触りだった。
この世に存在しない物質だけあって未知の感覚だ。
垣根の咎めるような言葉は華麗にスルーし、夢中になって翼を触る。
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767: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:20:25.23 ID:pV7ChZsi0
「ねえ。話は変わるけどさ―――アンタはさ、何で私に協力してくれるの?
妹達のことも、第三次製造計画だってアンタには何の関わりもないでしょ?」

それは美琴がずっと気になっていたことだった。
美琴や一方通行と違い、垣根と妹達の間には何の関連性もない。
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768: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:25:43.45 ID:pV7ChZsi0
「そっか。アンタらしいかもしれないわね」

だが言い方はどうあれ、美琴からすれば垣根が助けてくれるという事実に変わりはない。
それは有り体に言って、嬉しい。

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769: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:30:50.14 ID:pV7ChZsi0
「好きなんだからしょうがねえだろ。あとはAve Mariaなんかも良く聴くな」

「……ホントイメージにないわね」

イヤホンを耳から外し、垣根に返しながら呟く。
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770: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:34:08.01 ID:pV7ChZsi0

「アンタさ、もしかして私に買いに行けって言ってる?」

垣根が頷くと、

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