過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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766: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:19:00.40 ID:pV7ChZsi0
「おい何やってんだオマエ」

垣根の背から伸びる翼を触ってみると、不思議な手触りだった。
この世に存在しない物質だけあって未知の感覚だ。
垣根の咎めるような言葉は華麗にスルーし、夢中になって翼を触る。
以下略



767: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:20:25.23 ID:pV7ChZsi0
「ねえ。話は変わるけどさ―――アンタはさ、何で私に協力してくれるの?
妹達のことも、第三次製造計画だってアンタには何の関わりもないでしょ?」

それは美琴がずっと気になっていたことだった。
美琴や一方通行と違い、垣根と妹達の間には何の関連性もない。
以下略



768: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:25:43.45 ID:pV7ChZsi0
「そっか。アンタらしいかもしれないわね」

だが言い方はどうあれ、美琴からすれば垣根が助けてくれるという事実に変わりはない。
それは有り体に言って、嬉しい。

以下略



769: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:30:50.14 ID:pV7ChZsi0
「好きなんだからしょうがねえだろ。あとはAve Mariaなんかも良く聴くな」

「……ホントイメージにないわね」

イヤホンを耳から外し、垣根に返しながら呟く。
以下略



770: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:34:08.01 ID:pV7ChZsi0

「アンタさ、もしかして私に買いに行けって言ってる?」

垣根が頷くと、

以下略



771: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:35:44.24 ID:pV7ChZsi0
「…………」

「…………」

だが所詮この二人の考え付いた作戦などこんなものである。
以下略



772: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:36:43.09 ID:pV7ChZsi0





以下略



773: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:39:45.62 ID:pV7ChZsi0
「はは、は……。まぁ、そんな感じだ。
というかそれを言うならお前らこそどうしたんだよ。
垣根なんてずいぶん酷い怪我じゃないか」

上条の目つきが僅かに変わる。
以下略



774: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:42:01.22 ID:pV7ChZsi0
他に選択肢がないのなら止むを得まい。
だが今回は違う。学園都市の三強が計画を打ち破るために動いているのだ。
今だって上条は何らかの理由で怪我を負っている。
そんな状況で、無理に上条に動いてもらおうとはどうしても思えなかった。

以下略



775: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:44:53.30 ID:pV7ChZsi0
「……ん。まぁ、気が向いたらね」

「そうだな。……お前に相談して好転するとは思わねえが」

だから、御坂美琴と垣根帝督はこう答える。
以下略



776: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:47:48.70 ID:pV7ChZsi0
「お前、最初大能力者とか言ってなかったか!?」

「ああ。ありゃ嘘だ」

「嘘なの!?」
以下略



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