過去ログ - モバP「小関麗奈のせかいせいふく」
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39: ◆oqwiViwowY[saga]
2013/04/11(木) 11:53:10.75 ID:RYLbRcvj0

そこから月日が経って…季節もまた、変わろうとしていた。

『今回のオーディションの概要を説明します』

以下略



40: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 11:55:06.86 ID:RYLbRcvj0

2度目のオーディション当日。

と言っても、1回目は受けていないけど。
朝早く起きて、シャワーを浴びて。うん、いい感じ。
以下略



41: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 11:58:50.18 ID:RYLbRcvj0

『では、オーディションをはじめさせていただきます』

その声と共に、1人目の候補生が隣の小部屋に移る。
壁は厚いようで、候補生の応対は一言も漏れることはなかった。
以下略



42: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 12:00:22.91 ID:RYLbRcvj0

絶句。

入ってすぐの選考員の反応はそれだった。
正直、なんとなく予想はしていた。けど、これがアタシ。
以下略



43: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 12:01:14.61 ID:RYLbRcvj0

数ヶ月…時間を無駄にすることなく、積み上げてきたものがあった。

面接を終えてからの2次選考…つまり、ボーカル、ダンスの審査。
それらを前にして…アタシは、半分も実力を出せなかった。
以下略



44: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 12:02:18.41 ID:RYLbRcvj0

その後のことは、よく覚えていないのよ。

気付いたら、車に揺られていた。
ガラス越しに見えた景色に、色はついていなかった。
以下略



45: ◆oqwiViwowY[saga]
2013/04/11(木) 12:03:41.78 ID:RYLbRcvj0

上手くいきませんでした。

あれだけレッスンしてもらったのに、すみません。
でも、きっと、次は合格してみせますから、応援して下さい。
以下略



46: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 12:05:35.51 ID:RYLbRcvj0

ただいま。

聞こえるか聞こえないかの小声で家に戻った。
あら、おかえり。オーディションは…
以下略



47: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 12:06:03.41 ID:RYLbRcvj0

ただいま。

父親の声が玄関に響いていた。
アタシは部屋で、ベッドの中に身体を埋めていた。
以下略



48: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 12:06:53.51 ID:RYLbRcvj0

うん、これ、美味しいよ。

ええ。麗奈の好きなものばかり、作ったんだから。
そっか。よかったな、麗奈。疲れてるだろうし、早く寝るといい。
以下略



49: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 12:07:37.44 ID:RYLbRcvj0

「…え?」

「だって、それは…アタシ、なにも、できなくて」

以下略



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