過去ログ - フィアンマ「暗闇の世界から」アウレオルス「当然、救い出す」
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51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/13(月) 21:31:35.02 ID:CYzL+dIr0
   


52: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/05/13(月) 21:31:52.72 ID:KJCCmY/B0

細々とした声。
常の傲慢な態度や、特殊な一人称からは考え難い様子だった。
こちらが素顔だったりするのだろうか、とアウレオルスは思う。
だとすれば、その面を表に出していれば人に愛され易いのに、とも。
以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/13(月) 21:32:03.62 ID:CYzL+dIr0
   


54: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/05/13(月) 21:32:21.14 ID:KJCCmY/B0

翌日から、アウレオルスは再び職務に戻った。
しかし、フィアンマの言葉を踏まえ、前程無理はしなくなり。
キリの良いところで仕事を切り上げ、彼はフィアンマに会いに行くようになった。
体調が悪く無い限りは、ほぼ毎日のように。
以下略



55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/13(月) 21:32:32.72 ID:CYzL+dIr0
   


56: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/05/13(月) 21:32:50.08 ID:KJCCmY/B0

父親は産まれる前に消えていて。
母親は、彼女を産んだ日に死んだ。
そうして物心がついた頃、彼女は既に塔の上へと幽閉されていた。

以下略



57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/13(月) 21:32:59.29 ID:CYzL+dIr0
  


58: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/05/13(月) 21:33:31.20 ID:KJCCmY/B0

「俺様は、誰かに期待することをやめた。
 誰かと約束することが怖くなった。契約ばかりをするようになった。
 誰かを待つことに慣れた。今の俺様なら、きっと百年は笑顔で待てる」

以下略



59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/13(月) 21:33:39.89 ID:CYzL+dIr0
   


60: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/05/13(月) 21:34:07.08 ID:KJCCmY/B0

「俺様の夢は、」

彼女は手を伸ばし、アウレオルスの頬を撫でる。
華奢な指の感触に目を細める彼から少しズレた場所に、目を向けて。
以下略



61: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/05/13(月) 21:35:22.22 ID:CYzL+dIr0

今回はここまで。
こんな感じで少しずつ投下します…。
ネタやリクエスト等ありましたらお願いします


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