過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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181:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/14(火) 02:33:15.60 ID:aJ5xOQ6M0
空はどこまでも遠い。
雲が流れる速度はバラバラで、地上で歩く人達を思い浮かばせる。
コンクリートは無機質で冷たいけど、熱くなった頭を冷やすのには丁度いい温度をしている。
182:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/14(火) 02:40:07.58 ID:aJ5xOQ6M0
さやか「じゃあ、帰ろうか」
恭介「うん。連れてきてくれてありがと」
さやか「あれ?」
183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/14(火) 02:46:13.73 ID:H5VYWd360
くっさいかもしれんが、リアルタイムで見れてることに誇りを感じる
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2013/05/14(火) 02:48:56.21 ID:aJ5xOQ6M0
*上条恭介*
僕はねじ穴を見ていた。
間違いなく、正面から見ていたはずだった。
185:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/14(火) 02:51:03.08 ID:tVOQwAv/o
さやかちゃん!!!!!
186:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/14(火) 02:54:32.04 ID:H5VYWd360
おっしゃあああああああ
187:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/14(火) 02:57:52.12 ID:aJ5xOQ6M0
恭介「凄いよさやか!戻ったよ!!」
さやか「さっぱり分かんないけど、あたしら戻ったよ!」
今度は立場が逆だが、さやかを思いっきり抱きしめた。
188:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/14(火) 03:05:53.33 ID:aJ5xOQ6M0
どうしてこんな現象が起こったのか、そこまでは流石に分からない。
でも、僕は感謝したい。
この入れ替わりのおかげで、僕は大切なものに気付くことが出来たのだから。
189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/14(火) 03:21:45.11 ID:aJ5xOQ6M0
さやか「それでも、治らなくていいって思うの?」
恭介「うん……さやかに頼みがあるんだ」
さやか「何!?なんでも言って!」
190:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/14(火) 03:34:27.72 ID:aJ5xOQ6M0
翌日、さやかは学校に行った。
僕は数日ぶりのベッドを懐かしみつつ、またベッドとリハビリ室を往復する生活を始めた。
少しだけ感覚が鈍っていたのか、スタッフから、君は結構上がり下がりが激しいんだねと言われた。
191:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/14(火) 03:38:20.01 ID:aJ5xOQ6M0
仁美「まあ、見せつけてくれますわね……まさか、それだけのために私を?」
恭介「違うよ志筑さん。僕は志筑さんにお礼が言いたかったんだ」
仁美「お礼、ですか?」
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