過去ログ - 少女「雨が止んだなら」
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356:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/08(土) 08:00:03.65 ID:BuuOkqlOo
いいところで


357:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/08(土) 09:17:18.00 ID:bRF+ui+DO
不思議の国のアリスにでもなってしまった気分だ…


358:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/08(土) 11:20:56.80 ID:jvgBCplAO
不穏だ


359:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/08(土) 15:32:07.78 ID:9aggytPbO



360:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 07:02:59.45 ID:Z1eyICRMo

 長い時間、ツキの顔を見ていなかったような気がした。
 でも、それは真実ではない。朝、ツキと別れてから、まだ三時間と経っていないはずなのだ。
 
 わたしは自分の心がいくつかに分かれるのを感じた。というより、"分かれている"のを感じた。
以下略



361:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 07:05:47.78 ID:Z1eyICRMo

 雨音がふたたび強まった。泉の水面が波立つ。
 
 咄嗟には、何も言えなかった。
 わたしも何も言わなかったし、彼も何も言わなかった。
以下略



362:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 07:07:03.39 ID:Z1eyICRMo

「……あなたを探しに」

 わたしがそう答えると、彼は怪訝そうな顔になった。
 それから少し間を置いて、ばからしいと言いたげに笑う。
以下略



363:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 07:08:43.16 ID:Z1eyICRMo

「それで、俺が逃げてるとしたら、お前は何しに来たんだ?」

 ツキは皮肉っぽく唇を歪める。
 わたしは段々不安になってきた。
以下略



364:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 07:10:25.06 ID:Z1eyICRMo

「それで?」

「それで、って?」

以下略



365:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 07:11:34.21 ID:Z1eyICRMo

「わたしは出口を教えるために来たの。シラユキから、聞いてきた」

「そうか」

以下略



366:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 07:13:26.56 ID:Z1eyICRMo

「もういいんだよ。お前をどうこうしようとも、思わない」

「何があったの?」

以下略



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