過去ログ - モバP「アイドルたちの奇妙なお話」
1- 20
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/20(月) 23:45:37.81 ID:I96lWZFz0
「久美子、今日の撮影、スタッフの人たちみんな褒めてたよ。もちろん俺もよかったと思う」
「あ、本当? 前よりよくなってたかな」
「ああ。やっぱり水着の撮影は、これまで少し表情が固かったんだ。でも今回はかなりいい顔してたと思うよ」
「……へえ。グッときた?」
「グ、グッと!? おわっあぶねっ!」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/20(月) 23:46:09.22 ID:I96lWZFz0
「じゃあ久美子。気をつけてな。明日は打ち合わせだから、事務所で」
「はいはい気をつけても何も、もうマンションすぐそこだから。本当心配性なんだから」
「はは、悪い悪い。じゃ、また明日な」
「うん、ありがとうP。また明日ね」

以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/20(月) 23:46:51.68 ID:I96lWZFz0
 部屋に帰り着いて、ようやく本当の意味でほっと一息。ソファに半ば倒れるように座り込み、今日一日の仕事を思い返す。
 何ができたか。何ができなかったか。進歩しているのか。がっつりとではなくぼんやりと、そんな風にその日の仕事を
回想する。たいがい疲れきってはいるのだが、久美子はこの時間が好きだった。

 充実してるってことだから。そう考えている。疲れきって家に帰ってきても考えてしまうくらいに楽しいし、達成感とか
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/20(月) 23:47:40.49 ID:I96lWZFz0
「やだ……吹き出物?」
 明くる朝。久美子は朝から洗面台を前に鬱鬱としていた。難しい顔で鏡に映る久美子のおでこには、ひとつ大きく赤いできも
のが見える。
 日ごろのケアは怠っていないし、それは昨日の夜だって同じことだった。おかげで目立つ肌荒れやできものとは久しく無縁
だったのだが、それゆえに久美子のショックは小さくなかった。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/20(月) 23:48:39.23 ID:I96lWZFz0
ひとまずここまでで。


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/05/21(火) 03:09:55.09 ID:MbWmIJ2r0
おつおつ

ちょっと読みづらいかも
もう少しスペース空けてもらえると嬉しい


9Res/12.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice