過去ログ - 安価タイトルSS書くよ
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90:「退廃都市のコウノトリ」[saga]
2013/06/19(水) 23:48:27.09 ID:Mafuj4KV0
兄「よし、そうと決まったら今日は早く寝よう。なんかすっげー疲れたな」

妹「あ、あのね、お兄ちゃん」

兄「ん、なんだよ」
以下略



91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/19(水) 23:53:13.78 ID:Mafuj4KV0
エラーで同じ内容が2回投稿されてしまった……
>>89は見なかった事にしてください
私用で二日ほど続きを書けないので、見てる方はご容赦くださいな
一つ目の話より少し長くなりそうな予感です
それでは……


92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/21(金) 02:06:59.43 ID:cKXT36gh0

次も楽しみに待ってるよ


93:「退廃都市のコウノトリ」[sage]
2013/06/23(日) 20:54:02.04 ID:lqEgRYFU0
兄「さて、あとは今日寝る場所だけど……」

妹「建物以外何もないね」

兄「ああ、そうだなぁ」
以下略



94:「退廃都市のコウノトリ」[sage]
2013/06/23(日) 21:12:39.96 ID:lqEgRYFU0
建物の中はすでに暗く、兄は二・三歩進むと、立ち止まって目を大きく見開いた。
目が慣れるまで数秒、ぼんやりと通路の輪郭が見えてくると、兄は再び歩き出した。
所々壁が崩れ、瓦礫が通路に転がっている。

兄「……ほんとに何にも無いな」
以下略



95:「退廃都市のコウノトリ」[sage]
2013/06/23(日) 21:28:45.48 ID:lqEgRYFU0
二階は思っていたほどでは無かったが、一階よりは明るかった。
通路は真っ直ぐ続き、右側の壁には等間隔で窓が並んでいる。
その窓から、まだ日が落ちきっていない事を確認できた。

兄は途中途中にある部屋の中を覗きながら、通路を進んでいく。
以下略



96:「退廃都市のコウノトリ」[saga]
2013/06/23(日) 21:47:40.64 ID:lqEgRYFU0
三階、四階、五階……似たような通路、同じような部屋が続いた。
確か一般居住区の建物がこんな感じだったな、もともとはここもそうだったのだろうか。
建物の中を調べながら、兄はなんとなくこの建物が機能していた頃を想像していた。

そして、最後の階段を上りきると、すでに暗くなってしまった空が広がっていた。
以下略



97:「退廃都市のコウノトリ」[saga]
2013/06/23(日) 22:36:13.75 ID:lqEgRYFU0
兄はそれを前にして、息をのんだ。
数秒間そのまま立ち尽くしていた兄は、我に返るとそっと階段に足を踏み出した。

足音を消すように階段を下り、急いで一階の妹の元へ向かった。
既に暗くなった通路を記憶を頼りに走り抜ける。
以下略



98:「退廃都市のコウノトリ」[saga]
2013/06/23(日) 22:52:51.33 ID:lqEgRYFU0
兄「っはぁ……!はぁっ……!」

妹「どうしたの、お兄ちゃん?」

兄「いいから、ちょっとお前も来い!」
以下略



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