過去ログ - マリ「いやぁー、変な夢を見てました!」
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47: ◆zMtjyo/9k00v[saga]
2013/06/23(日) 06:58:53.88 ID:79CQCJOV0

『熱源探知。前方400m地点。時速約23kmの速度で接近中』

メカゴジラの進んでいた青葉通りを、霧の向こうから、正対する形で大きな何かが進んでくる。
だが温度が高すぎるのか、メカゴジラの赤外線カメラには真っ白に表示されていて、アスカには何がなんだかわからない。
以下略



48: ◆zMtjyo/9k00v[saga]
2013/06/23(日) 07:02:36.11 ID:79CQCJOV0
アスカ「……やっぱりあたしって天才みたいね、こいつの操縦方法がどんどん頭に浮かんでくるわ。各武装エネルギー充填開始。レーザーキャノン、メガバスター、照射用意」

『レーザーキャノン、メガバスター、充填開始。スタンバイ完了まで、残り20秒』

アスカ「さてさて、充填が完了することにはほとんど密着してることになるわね……まあ、これだけ密着して今さら退くってのも、癪よね。えっと何かないの何か……あっ、これいいじゃない」
以下略



49: ◆zMtjyo/9k00v[saga]
2013/06/23(日) 07:03:24.15 ID:79CQCJOV0


歪で巨大な目玉が、ぼこりとその上に浮かび上がり、ぎょろりとメカゴジラをにらむ。
アスカ、それをもろに目撃。

以下略



50: ◆zMtjyo/9k00v[saga]
2013/06/23(日) 07:06:03.80 ID:79CQCJOV0

『メガバスター照射』

メカゴジラの顎が開き、メガバスターが照射される。
虹色の熱線が、至近距離から怪獣の頭部(?)を襲う。その体組織が激しく焼け焦げ、黒煙が上がる。怪獣、悲鳴。
以下略



51: ◆zMtjyo/9k00v[saga]
2013/06/23(日) 07:06:36.40 ID:79CQCJOV0
アスカ「見れば見るほど、とろいだけで気色悪い、どうしようもない奴ね。いいわ、飛び道具もないようだし、このメガバスターでこんがりと……ん?」

ヘドラの体表に、民家ほどの大きさはある泥の塊が瘤のようにぐじゅぐじゅと浮かび上がる。
ヘドラ、目を見開く。
ドロリ、という音とともに、泥の塊が発射され、メカゴジラを襲う。
以下略



52: ◆zMtjyo/9k00v[saga]
2013/06/23(日) 07:07:24.45 ID:79CQCJOV0
アスカ「ほらほらほら! とっとと焼き殺されなさ……」

『友軍機の信号を確認しました。解析完了。UX-01-92 ガルーダの緊急信号です』

アスカ「は? な、何それ」
以下略



53: ◆zMtjyo/9k00v[saga]
2013/06/23(日) 07:08:33.50 ID:ubL2oq8r0
日向「93式からの信号を確認!」

ミサト「場所は!?」

日向「えっと……信号消失地点から500mほど西、富士市役所前の辺りですね。通信まもなく回復します」
以下略



54: ◆zMtjyo/9k00v[saga]
2013/06/23(日) 07:09:33.46 ID:ubL2oq8r0
リツコ「なるほど、ヘドラ……これ以上ないぐらいぴったりなネーミングね」

ミサト「……ごほん、解析はじめて」

マヤ「は、はい」
以下略



55: ◆zMtjyo/9k00v[saga]
2013/06/23(日) 07:11:15.16 ID:ubL2oq8r0
ミサト『なるほどね……アメーバが餌を飲み込むのに似てるわね、アスカの話を聞く限りだと。まあ、下手にメーサー兵器で攻撃を加えることができなくなったのは確かね』

マヤ『でも、ありえるでしょうか……仮に、目標が93式やガルーダを見境なく自分の体に取り込もうとする習性があるとしても、あの大きさでは、ガルーダを飲み込んだだけでぎりぎりだと思いますけど』

ミサト『それぐらい貪欲なんじゃない? 節度をわきまえるって文化を知ってたらあんなきしょい育ち方しないわ。あるいは、敵とみなしたら自分の体に取り込んで無力化する、っていう戦略なのか』
以下略



56: ◆zMtjyo/9k00v[saga]
2013/06/23(日) 07:12:01.07 ID:ubL2oq8r0

『機体の簡易検査終了。プラズマグレネード、集光部分に著しい損傷有り、自己修復不可。プラズマグレネードは使用できません』

アスカ「はいはい。どうせ使わないでしょこれ」

以下略



57: ◆zMtjyo/9k00v[saga]
2013/06/23(日) 07:12:45.27 ID:ubL2oq8r0
アスカ「……まずい! レーザーキャノン照射!」

メカゴジラの目からレーザーキャノンが照射される。猛スピードで飛んでくるヘドロ弾を間一髪で粉砕する。ヘドロ弾の破片が飛び散り、周囲の建造物にかかってそれを溶かす。赤い点は、メカゴジラめがけて発射されたヘドロ弾だった。

アスカ「やっば……リーチ思ったより長いわ」
以下略



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