過去ログ - 【オリジナル】夜の住人達
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96: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/09/26(木) 22:03:14.93 ID:bVAs7jj10

 「……そろそろか」

 
そう呟く茨木に凉一は何が『そろそろ』なのか尋ねようとしたところで、自分の折れた指に強い違和感がある事に気付いた。折れた指が異様に熱いーー。
以下略



97: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/10/22(火) 12:53:52.84 ID:i4dm5tFu0

凉一の叫び声はマリアヴェルの睡眠を妨げてしまったらしい。

 
 「御館様、申し訳御座いません……あまりにも理解力がないもので……つい……」
以下略



98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/22(火) 18:36:43.57 ID:79EWhW1MO
お、更新きてたのか乙乙


99: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/10/23(水) 12:56:03.12 ID:PBwg6R/P0

 「あ、いや……そんな、頭を上げてよ。もう治っているしさ」
 

グーパーさせる右手をマリアヴェルに見せながら凉一は慌てた。頭を下げるマリアヴェルの向こうで茨木の冷たい炎の様に恨めしげな視線が自分に突き刺さっている。
以下略



100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/03(日) 14:32:14.75 ID:KnCZ0YKco



101: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/11/08(金) 12:43:39.98 ID:iAk4uIRm0

 「その……吸血鬼って、やっぱり信じられないよ」

 
凉一はどうしても納得出来なかった。そもそも人間が別の生物に変化するなんてあり得るのだろうか?
以下略



102: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/11/08(金) 12:50:54.10 ID:iAk4uIRm0

 「私はキミを死なせたくなかった。だから『洗礼』……キミの血を吸って吸血鬼の再生力に懸けたんだ」

 「……なんで?」

以下略



103: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/11/08(金) 12:54:23.81 ID:iAk4uIRm0

 「吸血鬼に血を吸われた人間は誰でも吸血鬼になるものではないのだ」

 「え?」

以下略



104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/10(火) 02:01:39.26 ID:DFzVnH5C0
待ってるよー


105: ◆.g97gKoujg[sage saga]
2013/12/12(木) 00:15:17.85 ID:TRDPlKKd0

――――

 凉一に血の洗礼を施してから一分ほど経過した。

以下略



106: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/12/19(木) 23:15:23.80 ID:QuOO35il0

 「御館様、その小僧はもう駄目です。頭を潰してこの場を去るべきです」

 「…………」

以下略



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