1: ◆3h1gqbDN4g
2013/06/30(日) 20:56:20.55 ID:zBez1VNoo
書きためてないので即興でちまちま書いていきます
所々稚拙な部分があってもご容赦下さい。
845年
「ねぇエレン、実は僕……」
珍しくミカサ抜きでエレンと二人きりで遊んだある日。
夕日が僕らを見下ろす中、無意識のうちに口が動いていた。
「どうした?アルミン」
エレンは僕の瞳を見つめて、言い掛けた僕の台詞の続きを問う。
「…うーん何を言おうとしてたんだっけなぁ……」
さっきまでは「それ」を記憶していたはずなのだが思い出せない。
モヤモヤした感情が僕の中に芽生える。
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2: ◆3h1gqbDN4g
2013/06/30(日) 21:06:33.57 ID:zBez1VNoo
とても大事なことだった気がするが思い出せない。
「なんだそりゃ。アルミンらしくもねぇな」
エレンは笑って場の雰囲気を戻す。
3: ◆3h1gqbDN4g
2013/06/30(日) 21:13:19.34 ID:zBez1VNoo
壁が破壊された部分からは遠くに居たのに流れ弾が僕の手に当たった。
「いたっ……」
命には関わりはしないが痛いものは痛い。
4: ◆3h1gqbDN4g
2013/06/30(日) 21:23:38.26 ID:zBez1VNoo
「エレンを…ミカサを…守らなきゃ……!」
たまたま走る道中に居合わせたハンネスさんに救助を頼む。
「ハンネスさん……はぁ…エレンとミカサの様子を…見てきてもらえませんか……はぁ…」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/30(日) 21:30:19.50 ID:i6sLOnJA0
...もしかして、これは...
アルミン巨人説の...
6: ◆3h1gqbDN4g
2013/06/30(日) 21:31:57.04 ID:zBez1VNoo
(体が動かない…!? いや、自由が効かないぞ…)
状況が飲み込めずに居た。
脳が上手く働かない。
目から得られる情報はエレンの家の方向へ向かっている、という事だった。
7: ◆3h1gqbDN4g
2013/06/30(日) 21:41:09.08 ID:zBez1VNoo
エレンside
「ミカサを連れて、逃げて……お願いよ…」
8: ◆3h1gqbDN4g
2013/06/30(日) 21:50:22.10 ID:zBez1VNoo
ハンネスさんが僕を指さしてエレン達と何か話してる。
……こうやって思考してる間にも僕の歩みは止まらない。
(どうしてこうなってしまったんだろう……)
9: ◆3h1gqbDN4g
2013/06/30(日) 21:56:54.54 ID:zBez1VNoo
目前にエレンの家はあった。
ハンネスさんはエレンとミカサだけを抱えて逃げていた。
10: ◆3h1gqbDN4g
2013/06/30(日) 22:03:58.89 ID:zBez1VNoo
僕が目を覚ますとエレンとミカサが目を見開いた様子で僕を見る。
「よかった……ホントに……お前まで失ってたら死ぬ覚悟は出来てたよ…」
「………良かった。」
11: ◆3h1gqbDN4g
2013/06/30(日) 22:08:13.32 ID:zBez1VNoo
訓練兵団にはいろんな人が居たが、所詮は赤の他人。
あまり興味はわかなかった。
ミカサとは寝る寮が違うので会う機会が減ってしまったので少し悲しい気もするが、エレンと相部屋で寝れることが少しだけ喜ばしい。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/30(日) 22:09:14.31 ID:CUZr6yu+o
エレンにか...
13: ◆3h1gqbDN4g
2013/06/30(日) 22:15:33.88 ID:zBez1VNoo
やがて、恋心とは別のもう一つの感情が芽生えた。
エレンに色目を使う女狐共に対する殺意…みたいなものが。
客観的に見たら僕は、同性愛をこじらせた奇人でしかないだろう。
14: ◆3h1gqbDN4g
2013/06/30(日) 22:16:13.90 ID:zBez1VNoo
ちょっと席外します。
更新は早くて明日の昼くらいになります…
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/30(日) 22:16:25.41 ID:CUZr6yu+o
乙
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/30(日) 22:28:54.20 ID:nKojnX5AO
乙
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/01(月) 00:32:25.28 ID:HQa3Atsqo
鬱エンドの予感……
18: ◆3h1gqbDN4g
2013/07/01(月) 12:14:08.28 ID:KKyp4bDWo
じゃあぼちぼちいきますかな
19: ◆3h1gqbDN4g
2013/07/01(月) 12:20:09.45 ID:KKyp4bDWo
850年 トロスト区
「言ったなトーマス!数をちょろまかすなよ!」
同期のトーマスと士気を高めあい、恐怖を心の奥底へしまい込む。
20: ◆3h1gqbDN4g
2013/07/01(月) 12:26:10.70 ID:KKyp4bDWo
…僕には野望がある。
エレンの周りの女狐を抹[ピーーー]ること。
それはミカサも例外ではない。
仮にここで、死んでしまっても見られてさえ居なければ死因は巨人の仕業、という事になるだろう。
21: ◆3h1gqbDN4g
2013/07/01(月) 12:34:51.78 ID:KKyp4bDWo
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立体機動で空を飛んでいたら、トーマスが巨人に捕食されていた。
彼の死自体には興味は無いが、目の前で捕食される姿を見てしまうのはいい気分ではない。
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