10: ◆hOVX8kZ7sLVS[saga]
2013/07/02(火) 22:26:55.20 ID:bAq3pyUe0
僕は知らずにクラスの男子全員に爆弾を仕掛けたのである。
もしかしたら、付き合えるかもしれない。あわよくば。
クラスの男子は色めき立ち女子は見るに耐えなかった。
「まずは、誰か聞き出してこいよ。ああ、お前でいいよ」
「お前でいい」と言われても喜んでしまうのが僕である。
卑屈ながら前向きな心持ちであると自負しているのだが。
「あ。その。ちょっといい。聞きたいことがあるんだけど」
「何かしら。何でも答えるわよ。好きなタイプとかかしら」
「そうねえ。少なくとも、人を使う人間は好きじゃないの」
早速クラス三十一人中十七人が男子だが、一人が撃沈した。
彼女はどういうわけか察しがいい。それに大人びている。
ほぼ名指しされたに近い男子は知らんふりを貫いていた。
「あなた、断ることも覚えた方がいいわよ。人が良すぎる」
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