20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/03(水) 20:16:35.86 ID:efgDvnba0
会計「では男くん、戸締りしましょうかー窓が閉じてるか見てもらえますかぁー?」
男「はい」
―会計さんと二人っきりか、あの二人がいないだけで大分落ち着くな
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/03(水) 20:26:14.69 ID:efgDvnba0
男「鍵全部閉まってました」
会計「分かりましたぁーそれでは私達も帰りましょうかぁー」
男「戸締りはいつも会計さんが?」
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/03(水) 20:52:59.36 ID:efgDvnba0
会計「男くんのお家は学校から近いんですかぁー?」
男「歩いて通える距離ですね、会計さんは?」
会計「私もすぐ近くですねぇー」
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/03(水) 21:12:18.40 ID:efgDvnba0
男「ただいま」
―あの女がここから通える範囲の学校に居たことも一つの幸運だ、流石に県外の学校にわざわざ通うほどの金は用意出来ないしな
―ここは児童養護施設「いこいの里」、ここだけが今の俺の帰る場所であり俺の居場所なんだ
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/03(水) 21:37:00.45 ID:efgDvnba0
―俺と妹はあることをきっかけにこの「いこいの里」に住むことになった
―そのことを不幸だと嘆くつもりも無い、ここに来てからの俺と妹は充分なくらい幸せだったから
―この境遇自体を俺は恨んだり妬んだりはしてはいないんだ、ただあの地獄に俺と妹を追い落としたあの男だけは別だ
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/03(水) 21:55:38.85 ID:efgDvnba0
男児「男ぉー!おもちゃ壊れたー!直してー!」
男「んーどうした?腕が取れてるだけじゃねーか、あとで直してやるからそこに置いとけ」
男児「わっーた!おーい!直るってさー!」
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/03(水) 22:15:17.49 ID:efgDvnba0
男「そんじゃあ部屋で勉強してますんで」
保育士「うん、頑張ってね」
妹「Boooooo!みんなと一緒にトランプしようよー!」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/04(木) 01:58:01.12 ID:m5Jn0Br2o
がんばれ
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/04(木) 02:15:22.22 ID:0j3e8Ebuo
面白い
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/04(木) 09:35:48.74 ID:/p6V0aFL0
こういうの好きだからすごい期待してる
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/04(木) 19:06:14.47 ID:sbNIfXND0
父さん!やめてよ!お母さんをいじめないで!
―あぁまたこの夢か、もうこれで何度目になるだろうか
うるせぇ!親に命令すんな!お前も!早く!そのピーピーうるさい餓鬼を静かにしろ!
101Res/48.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。