過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/07/15(月) 09:39:55.57 ID:rh9YQKQy0
本当に断るのなら、一位を取れと言っただろう。
だが私は期待していた。
彼女が、この壁を越えられると。
以下略
161
:
◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/07/15(月) 09:40:33.55 ID:rh9YQKQy0
「ねぇ、――チャン」
以下略
162
:
◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/07/15(月) 09:41:17.56 ID:rh9YQKQy0
「え、えぇ〜……何でにゃ。幸子チャンが良くって、何でみくはダメなんだにゃ!」
「……まぁ、それはどうでも良いじゃないか」
以下略
163
:
◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/07/15(月) 09:42:42.73 ID:rh9YQKQy0
「じゃあじゃあ! 今みくがアイドルとして頑張れてるのは――チャンのおかげだにゃ〜。
だから、逆に一個だけ――チャンの言うこと聞いてあげるにゃ?
なんでも聞いてあげるにゃ、それこそなんでもだにゃ。どうだにゃ、魅力的だと思うけどにゃ〜」
以下略
164
:
◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/07/15(月) 09:43:32.58 ID:rh9YQKQy0
「えぇ〜」
「さもないと、これからお前に支給する弁当を、魚メインのに変えるぞ?」
以下略
165
:
◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/07/15(月) 09:44:28.96 ID:rh9YQKQy0
「でも、みくの誘惑にも乗らないくらいだし、やっちゃいけないおイタはしないと思うから別に心配してないけどにゃ」
以下略
166
:
◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/07/15(月) 09:45:05.20 ID:rh9YQKQy0
「何だ」
「みくの事は時々でいいから、それよりも幸子チャンにもっと多く構ってあげた方が、良いと思うにゃ。
以下略
167
:
◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/07/15(月) 09:46:59.01 ID:rh9YQKQy0
彼女の姿が見えなくなった途端、体の緊張が弛緩した。
深い溜息が漏れた。
私は何とか気を持ち直し、ラジオのチャンネルを回し、ニュースを流しながら車を走らせた。
以下略
168
:
◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/07/15(月) 09:47:39.36 ID:rh9YQKQy0
私は禁忌を犯そうとしている。
だのに、それを止めようとせず助長するような約束をしてしまった。
私は、どうすれば良いのだろう。
以下略
169
:
◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/07/15(月) 09:48:25.24 ID:rh9YQKQy0
信号が変わり、前の車が進み始めた。私もそれに続く。
いつの間にかBGMが止み、ラジオからはまた人の声が響いていた。
そしてその声に、私は耳を奪われた。
以下略
170
:
◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/07/15(月) 10:40:12.88 ID:rh9YQKQy0
地響きのような歓声が、もやのかかったこの薄暗い空間に響いていた。
歓声が聞こえる方から誰かの名を呼ぶ声が聞こえる。
そして聞き覚えのある名前が呼ばれた。
以下略
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