過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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92: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/09(火) 03:02:26.95 ID:IsKRm3XI0

フロントミラーで車内を見る。各々が、思い思いの行動をしている。
愛海はしきりに和菓子を揉み至福の笑顔を浮かべている。
みくは私と幸子を落ちつきなく交互に見つめ、幸子は頬杖をつき、私の方を時折ちらちらと見ながら、窓の外を眺めている。

以下略



93: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/09(火) 03:03:35.35 ID:IsKRm3XI0

やはり、ここ最近幸子との時間を取れていないのは問題だ。
彼女は、既に私に絶大な信頼を置いてくれている。私から離れようとしない程に。私に、依存しているのでは、と思う時さえある程に。

しかし、今私は幸子以外にみくと愛海。二人を新しく抱えた。
以下略



94: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/09(火) 03:04:56.92 ID:IsKRm3XI0


「な、何ですかみくさん……」

「ふふっ、幸子チャンは大事にされてるにゃ〜」
以下略



95: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/09(火) 03:06:44.49 ID:IsKRm3XI0

「ふふっ、――チャンも――チャンで、幸子チャンを良く見てるのにゃ」

「何がだ」

以下略



96: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/09(火) 03:08:31.48 ID:IsKRm3XI0


「何だ……というか、食べないのかそれ」

「今度また、アイドル選抜総選挙やるんだよね!」
以下略



97: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/09(火) 03:09:12.80 ID:IsKRm3XI0

「あぁー……上位の子達がつむぐ山脈はどんな形なのかなー……ぐふ、ぐふふ……」

「……」

以下略



98: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/09(火) 03:10:43.94 ID:IsKRm3XI0


幸子に、またミラーで視線を投げる。
だが、相変わらず本で顔を隠していて、表情が見えない。
この話題にも、入ろうという気も無いようだった。
以下略



99: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/09(火) 03:14:20.41 ID:IsKRm3XI0

「え? 何でだ、寮まで送っていくぞ? 雨も降っているし、そっちの方が良いだろう」

「あそこの駅ビルにちょっと寄る事にしてるのにゃ。だから、そこで十分だにゃ」

以下略



100: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/09(火) 03:15:13.22 ID:IsKRm3XI0

「さて、と。じゃあ、気をつけてな、みく。忘れ物無いな?」

「もう――チャン、そんなに忘れ物確認するとおじさん臭いにゃ」

以下略



101: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/09(火) 03:15:56.44 ID:IsKRm3XI0

「え? 愛海もか?」

「生八橋の換えを買って来ないと……今ここで京都物産展やってるから……」

以下略



102: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/09(火) 03:55:05.01 ID:IsKRm3XI0


幸子もみく達の声に反応し、窓越しに手を振って挨拶をした。
まだ本を構えてはいるが。

以下略



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