過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part4
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◆VGlLNCk66HPp
[sage]
2013/07/13(土) 21:14:36.95 ID:H+Lua7Ofo
おっつおっつ
ひなたん星人カワイイヤッター!
193
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/07/13(土) 22:50:59.15 ID:+W9EwcPAo
速水奏お借りして『憤怒の街』以降の時系列で投下します
194
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/07/13(土) 22:51:38.82 ID:+W9EwcPAo
速水奏は退屈していた。
それというのも、昨今の事情に多少の『飽き』が来てしまったからだ。
普通の人間へと色欲の力を注ぎこみ分け与えると、その人間の周りの環境が徐々に崩れていく。
本人に言わせてみれば『あるべきカタチにしてあげた』だけではあるがそれはなかなかに愉快だった。
以下略
195
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/07/13(土) 22:52:05.27 ID:+W9EwcPAo
あるいは、同じ悪魔であり、友人であるベルゼブブが憑いている海老原菜帆ならば受け止められるのかもしれない。
色欲の力を注いで、それをそのまま昇華させることができるなら。面白いではないか、と。
友人の大切なものを、自らのものへと変質させてしまう。そんな背徳的な感情がたまらなく彼女を興奮させた。
しかしどうも最近は忙しいらしく、うまい接触方法も思いつかない。深い策を練るのは苦手ではないが、退屈だった。
以下略
196
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/07/13(土) 22:53:09.95 ID:+W9EwcPAo
――
とある街の小さなアロマショップ。ドアにかけられた札はCloseになっている。
その中で、2人の女性と1人の男が話し合いをしていた。
以下略
197
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/07/13(土) 22:53:54.24 ID:+W9EwcPAo
「レナは……これから、どうするつもりかは決めてるのか?」
「え? ……どうって、どういう意味?」
店長がレナへと質問をすると、レナは最初何を言われたのかわからないようなリアクションをした。
以下略
198
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/07/13(土) 22:54:21.24 ID:+W9EwcPAo
「『1人でなんでもできるなんて思うな。思いやりは押し付けるものでも無理やりすることでもないんだ』……でしょう?」
「……!」
店長が驚き、言葉を失う。
以下略
199
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/07/13(土) 22:55:12.45 ID:+W9EwcPAo
「そのあたりは、また今度話そうかしら?」
時計を見上げたレナがそう言った。
話し合いを始めてから結構な時間がたっている。
以下略
200
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/07/13(土) 22:55:40.52 ID:+W9EwcPAo
――
気まぐれな悪魔は、ギラギラと輝くネオンに照らされた街道を歩いていた。
表面上は美しく、賑やかなこの街、ネオトーキョー。
以下略
201
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/07/13(土) 22:56:29.56 ID:+W9EwcPAo
裏路地の奥へと速水奏は歩いていく。
欲望にまみれた視線が浴びせられるのを感じて精神が高揚した。
さて、どう来るのだろうか。声をかけられるだろうか? ナンパ? 売春? それとも無理やり?
何かしらの接触を楽しみに、奏はわざとらしく無防備な風を装って歩いて見せた。
以下略
202
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/07/13(土) 22:57:12.64 ID:+W9EwcPAo
「………」
「へへ、驚いてるのかいお嬢ちゃん? こいつぁな、俺を見捨てやがった奴の――」
奏が思わず固まってしまったのを見て、男はさらに下卑た顔をする。
以下略
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