過去ログ - やよい「おもちゃのロボット」
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33:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:42:40.25 ID:CqXydUnO0
・ ・ ・ ・ ・

―千早宅―

春香「でねー、その時伊織がー……」
以下略



34:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:43:20.07 ID:CqXydUnO0
千早「春香、どうしたの?」

春香「思い出した思い出した! なんで思い出したのかわかんないけど思い出した!!」

千早「???」
以下略



35:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:43:57.10 ID:CqXydUnO0
・ ・ ・ ・ ・

七色、七彩。

赤、橙、黄、緑、青、藍、菫。
以下略



36:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:45:06.71 ID:CqXydUnO0
その時、虹色にロボットの瞳は輝いていた。
光量こそ少ないものの、夜になり光の少なくなったこの場所には賑やか過ぎる光だった。
壊れているはずだったのに、何故直ったのか。 落ちたショックで直ったのか。
それを計り知る事は出来ない。 奇跡が起きた、そう思うしか無かった。

以下略



37:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:45:44.08 ID:CqXydUnO0
長介「……あれはまさか…?」

P「長介くん、どうかしたのか?」

長介「あれ、浩太郎が持ってたロボットだ…!」
以下略



38:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:47:07.90 ID:CqXydUnO0
浩太郎「長介にぃちゃん……、う゛わ゛ああぁ゛ああ゛ぁん!!!」

長介「……ったく、このバカ……!」

浩太郎「怖かったよお゛ぉおおぉ゛おぉ!!!」
以下略



39:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:47:47.44 ID:CqXydUnO0
長介の胸でひとしきり泣いた後、頭がクリアになったのか、
ふと浩太郎が、鼻水を垂らしたまま一つの疑問を二人に投げかける。

浩太郎「そういえば、なんで俺がここに居るって気付いたの?」

以下略



40:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:48:16.84 ID:CqXydUnO0


浩太郎くんが無事で、本当に良かった……。


以下略



41:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:48:53.26 ID:CqXydUnO0



浩太郎「ありがとな! お前は俺の自慢のヒーローだ!!」

以下略



42:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:49:21.35 ID:CqXydUnO0
……あぁ、あぁ!! あぁ!!!


あるはずの無い心が震える、目の部分から浸水した水が溢れ、涙として流れる。
もう殆ど動くことも出来なくなった手足に力がこもる。
以下略



43:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:49:53.61 ID:CqXydUnO0
その後、やよいと合流して、帰路についた。
浩太郎を見た途端、やよいが顔をぐしゃぐしゃにして浩太郎に抱きついていた。
厳しく咎めながらも、浩太郎の頭を優しく撫でるその様は、まるで母のようだった。

やよいに釣られたのか、浩太郎が二度目の涙を流していたのを、
以下略



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