過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」4
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42: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/23(火) 23:39:55.60 ID:hNGXiUBs0
「ぬんッ!!」

削板軍覇が両手を高く掲げる。
するとどういうわけか謎の爆発が巻き起こり、激しく迫る五人を弾き飛ばした。
解析不能。説明不能。それがナンバーセブンの力だ。
以下略



43: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/23(火) 23:40:45.54 ID:hNGXiUBs0
「学園都市の『闇』に、『白鰐部隊』に対してそんな言葉が出てくる時点でさ。
アンタ、どうしようもなく甘くて無知だよ第七位」

削板軍覇は学園都市の暗部を知っている。
だが一方通行や垣根、麦野らと比べれば格段に浅いのも事実。
以下略



44: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/23(火) 23:41:15.10 ID:hNGXiUBs0
『白鰐部隊』。少女たちの精神を押しつぶし、思うがままに書き換えるシステム。
その『教育』を受けた者は反抗しようと思うことさえなくなるという。
故に『白鰐部隊』である彼女たちに『闇』から出ようなんて意思はなく、発想もなく。
ただ従順に使い潰されるのを待っているだけ。

以下略



45: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/23(火) 23:41:54.21 ID:hNGXiUBs0
「知らなくても分かるのさ。私たちみたいなクズは底辺を這いずり回ることしかできないんだから」

「食べてみたら美味しいのかも知れないですけど、私たちの口に合わないのは明らかですから。
辛いものが食べれない人は、わざわざ食べてみなくてもハバネロが食べれないことは分かるでしょう?」

以下略



46: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/23(火) 23:44:00.45 ID:hNGXiUBs0





以下略



47: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/23(火) 23:44:52.19 ID:hNGXiUBs0
「そう、『樹形図の設計者』です。世界最高のスーパーコンピューター。
地球上の分子一つ一つを計算して事象を弾き出すオーバーテクノロジー。
これを使って七人全てを予測演算したんです。ただそこには一つ面白い結果が出たんですねー」

あくまでマイペース。
以下略



48: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/23(火) 23:46:23.67 ID:hNGXiUBs0
「つまり、俺は途中までは絶対能力者に至る道筋通りに成長するってことか」

そして一歩か二歩か三歩か、届かずに終わる。
そう言われると酷く複雑な気分だった。

以下略



49: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/23(火) 23:47:13.29 ID:hNGXiUBs0
木原病理は淡々とそう言った。
言葉の意味を咀嚼して脳が理解するまで、幾許かの時間が要った。
そして垣根帝督は予想が当たってしまったことを知る。
嫌な予感だけは、本当によく当たる。この現象は一体何なのだろうか。

以下略



50: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/23(火) 23:47:47.04 ID:hNGXiUBs0
全てが機械仕掛けの神の頭脳と、目の前にいる木原病理の筋書きだったということか。

(そうだとするなら―――)

これまでの経験は一体何だったというのだ。
以下略



51: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/23(火) 23:48:42.62 ID:hNGXiUBs0
「ムカついた。ああ、ムカついたぜ最ッ高に。
ムカつきすぎて……テメェを殺さなくちゃ気が済まねえよ、オイ!!」

白い翼を生成、即座に躊躇なくそれを木原病理へと叩きつける。
そこに遠慮などなく、手加減などなく。あるのはただ濃密に凝縮された純粋なる殺意。
以下略



52: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/23(火) 23:49:32.11 ID:hNGXiUBs0





以下略



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