125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/25(日) 07:57:03.25 ID:fhsF/Prv0
乙
こういう黒川さんを待っていた
126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/26(月) 13:06:43.96 ID:YGhfS0F+o
おつー
127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/26(月) 13:12:56.13 ID:nJzoFp2qo
乙ー
黒川さんの魅力が丁寧に書かれててとてもいい
続きも期待して待つ
ところで>>122で下から3行目、文章飛んでないかい?
128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 01:14:12.64 ID:9cnBSIjpP
スゲー面白いな
129: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/08/29(木) 14:38:07.67 ID:9rygtMkWo
>>122
>どうやら夜間営業の準備の為、搬入した荷物を
130: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/08/29(木) 14:38:49.79 ID:9rygtMkWo
『今まで、本当にお世話になりました、社長』
翌朝、私は社長と二人、事務所の社長室で向かい合って座っていた。話の内容は当然、私の進退に関してだ。
とはいっても、私の決意は決まっているし、すでに社長もそれに同意をしてくれたため、ほとんど話自体は終わっていると言ってもよかった。
131: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/08/29(木) 14:39:15.41 ID:9rygtMkWo
「Pくんほどの才能を持つ人間を、上手く活かせなかったのが、唯一の心残りだったかな」
社長は、寂しそうに苦笑する。私は少し笑うと、
「私は平凡そのものです。まだ才能があるかどうかも分からないですよ」
132: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/08/29(木) 14:39:41.27 ID:9rygtMkWo
「所詮は凡人の第六感だがね。それでも、ないよりマシさ」
社長は柔らかく微笑んだ。そして、顔の前で手を組むと、
「まあ、ともかく、七年間ご苦労だった。向こうでする仕事はもう決まっているのかね?」
133: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/08/29(木) 14:40:09.24 ID:9rygtMkWo
「ぶっ飛んだ、ね。Pくんも言うようになったじゃないか」
『そうでしょうか』
「そうとも。どうやら、いい方に君は変われたようだね」
134: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/08/29(木) 14:42:01.70 ID:9rygtMkWo
『ところで、社長。一つ懸念と言うか、私がさしはさむことではないと思うのですが』
社長に頭を上げるように促され、私は頭を上げると、そう切り出した。結果として私はこの事務所を辞め、引き抜きに応じることになったわけだが、それに関しての懸念だった。
「ほう、何かな、Pくん?」
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