過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/09/10(火) 22:13:19.11 ID:3xKNrynr0
それからまた十数分が過ぎ、ようやくアトラクションに乗る場所に到達した。営業スマイルなんて月並みな表現をはるか
に超越したキャストの笑顔に戦慄を覚えつつ、案内に従って俺たちはライドに乗り込む。このライドにはレールも車輪も
見えないのだが、調べてみるとどうやら電磁誘導で決められたコースを動かしているらしい。夢を売るのにもまた技術は
以下略
489
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/09/10(火) 22:16:34.20 ID:3xKNrynr0
待ち時間で結構時間を使ってしまったので、今からガイドツアーのスタート地点に戻るにはちょうどいい頃合いになって
いた。そのため、他のアトラクションには乗らずに再び歩き出す。しばらくすると、結衣がさっきの話を蒸し返してくる。
「ヒッキー……それで……さっきの話の……答えは?」
以下略
490
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/09/10(火) 22:19:16.96 ID:3xKNrynr0
結衣はまだ何やら納得できていないような表情をする。というか、俺の言いたいことがイマイチ伝わってないような感じ。
俺はもっとわかりやすく説明するために、ある例を挙げることにする。
「まだお前が奉仕部に入って間もない時に、三浦や葉山とテニス勝負になったことがあっただろ?」
以下略
491
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/09/10(火) 22:22:11.37 ID:3xKNrynr0
結衣は基本的には”みんな”とうまくやっていける人間で、彼女自身が大切だと思える人の数もまた多い筈だ。だからこそ、
人から嫌われる恐怖は増すし、そう考えて身動きが取れなくなることだってあるだろう。現にそういう状況になっていた
奴を俺は見ていたわけで。そういう、誰とでも仲良くできる人間が恋人として俺のような人間を選んだ。その選択の意味
以下略
492
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/09/10(火) 22:26:08.54 ID:3xKNrynr0
「そういうお前はどうなんだよ…………一体俺の……どこが、その……好きに……」
「カッコ悪いところ」
自分から先に訊いてきた手前、その返答はもう準備してあったようで満面の笑みで彼女はそう言った。なんだその答えは
以下略
493
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/09/10(火) 22:28:31.10 ID:3xKNrynr0
安堵から疑問の顔に変わった結衣を見ながら、俺は話を続ける。
「俺にだって…………カッコつけたい時くらいあるってことだよ。実は、俺がさっきそっぽ向いたのは……嬉しくて泣き
そうになったからだったりする」
以下略
494
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/09/10(火) 22:33:12.08 ID:3xKNrynr0
ストーリー的にはあまり進んでいませんが、今回はここまでです。次回は金・土あたりを目途に
495
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/10(火) 22:34:18.29 ID:oLVl3BSXo
ウィー!!!!!!!ウィー!!!!!!!!!
496
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/10(火) 22:41:19.31 ID:UiT78mA0o
なんだこいつは…
497
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/10(火) 22:42:58.92 ID:kra9zmXZo
胃が痛くなる
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