過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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576:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/19(木) 01:07:35.03 ID:T5QK7wD4o
エロいシーンを描写しない時などによく使われるぞ


577:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/19(木) 01:33:16.71 ID:0wNQ8ErAO
エロいシーンで過程を飛ばす……よく考えてみるとこのSSでも……ゲフンゲフン


578: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/19(木) 21:53:17.56 ID:OKmaXPvV0
続きを投下します


579: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/19(木) 21:56:18.61 ID:OKmaXPvV0
「やだ……そんなの……やだ……」

由比ヶ浜は俺の方にしなだれかかり、子供が駄々をこねるみたいな言い方でそんなことを口に出し続ける。彼女の顔が、

自分の胸に触れて俺の鼓動は速くなり、そのたびに突き刺すような痛みが胸に走る。それに耐えきれず、俺は彼女の肩を
以下略



580: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/19(木) 21:59:08.05 ID:OKmaXPvV0
しばらく経っても由比ヶ浜の様子は変わりないので、俺は体勢はそのままでポケットから使っていない方のハンカチを

取り出して彼女の頬を流れる雫を撫でるように拭いた。すると、俺の胸に預けていた頭を彼女はいったん離した。

「これ…………使え」
以下略



581: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/19(木) 22:03:03.00 ID:OKmaXPvV0
「正直なところ、俺は奉仕部というぬるま湯にもう少しダラダラと浸かっていたかったのかもしれない。部員二人との

関係ももっと緩やかに進展させることもできたのかもしれない。でも、俺は意図せずその状況を自分で壊してしまった。

二人の気持ちを読み切れてなかった。そして自分で期限を決めてしまった。二人との関係をどうするかについて。だから、
以下略



582: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/19(木) 22:05:46.96 ID:OKmaXPvV0
再び潤んでいく由比ヶ浜の目を見て俺は居たたまれなくなり、思わず少し身を乗り出してしまう。

「お前は何も悪くない。別に恋人同士ならそんな言葉を交わしたくなるのは不思議でもなんでもない。悪いのは…………

そんなごく当たり前の言葉でさえ返せない俺の方だ……」
以下略



583: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/19(木) 22:10:15.23 ID:OKmaXPvV0
「だから…………どうしてそんなこと、するの?」

俺を上目遣いで見た後、彼女は両手をこちらの肩に置き、また自分の頭を俺の胸に預ける。俺は手を肩の方に持っていき

彼女の手首を掴んで元のポジションに戻させる。そして両肩を掴んでこちらに預けた頭も離させた。由比ヶ浜は俺の行動
以下略



584: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/19(木) 22:12:50.24 ID:OKmaXPvV0

「……わかった。あたし、もうヒッキーにこれ以上期待したり何かしてほしいとか思わないから…………だから…………

別れよう、だなんて言わないでよ…………。あたし、ヒッキーと恋人でいられるなら何でも……するから……」

以下略



585: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/19(木) 22:16:25.67 ID:OKmaXPvV0
「逆にお前に尋ねる。俺のことを好きだと言ったのは、どういう意味だ?残念だが、俺は”こういう人間”なんだ。だから、

俺がさっき下した判断をお前があくまで拒否するなら、俺は由比ヶ浜の告白を嘘だと解釈するか俺に対する認識不足だと

思うだけだ」
以下略



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