過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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739:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/07(月) 18:13:46.74 ID:vjyD+twvo
黙って透明あぼーんしよう


740:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/07(月) 23:42:02.95 ID:biVwuA9AO
とりあえずぼっちENDにはならなさそうで一安心


741:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/08(火) 09:14:18.18 ID:sJfQMUa4o
まあ、思ってたより全然マシな進行でホッとした


742: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/08(火) 19:44:54.94 ID:lT0ghM6n0
続きを投下します


743: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/08(火) 19:47:36.76 ID:lT0ghM6n0
ある程度は覚悟していた返答だったが、いざ実際に言われてしまうと瞬時に反応を返せない自分がいるのに気づく。答え

となる言葉を考えながら、俺はもう一度由比ヶ浜の後ろ姿に呼びかけようとする。

「由比ヶ浜。俺は……」
以下略



744: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/08(火) 19:50:13.27 ID:lT0ghM6n0
「ヒッキー、土曜日の時にあたしにこう言ったでしょ?『由比ヶ浜は優しいけど、男を勘違いさせるから悪い子』だって。

でも、ヒッキーも相当だよ。捻くれてほんとのこと言わなかったり、向き合ってくれたのかと思ったら逃げられたり、

上げたと思ったら落とされたり…………そういうことされたら“勘違い”しちゃうよ、あたしも……」
以下略



745: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/08(火) 19:52:37.95 ID:lT0ghM6n0
「とりあえず今は…………これでおあいこ、ね」

「え?」

由比ヶ浜は体は後ろを向けたまま、顔だけ横に動かして片目で俺の方をチラッと見る。
以下略



746: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/08(火) 19:55:37.44 ID:lT0ghM6n0
「いや、なんだろう…………俺としても……そうしてくれた方が嬉しいというか……。別にどういう感情でもいいんだ。

それを素直にそのままぶつけてくれればいいと思う。今さら由比ヶ浜に何を言われようが俺がお前を嫌うなんてことは

もうないだろうしな。それに、感情が昂ったらつい口に出るのは誰でもそうだと思うし」
以下略



747: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/08(火) 19:57:49.62 ID:lT0ghM6n0
相変わらずの俺の返答に、由比ヶ浜はあきれたように笑う。とりあえず、その表情から了承は得られたようなので俺の口

からは安堵の息が漏れる。少しだけ間のあいた後、由比ヶ浜はまたこちらに腕を伸ばしてきて俺の手を取った。

「あたし、まだヒッキーに色々話したいことがあるんだけど…………ちょっと座ってもいい、かな?」
以下略



748: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/08(火) 20:00:06.63 ID:lT0ghM6n0
「わかったよ、結衣」

結衣はえへへと照れ笑いをして、左手で頬を撫でつけていた。土曜日に何度も名前を呼んでいる筈なのに、そんな彼女の

反応になんだか自分も恥ずかしくなって顔を背けてしまう。しかし、そんな甘い空気は早々に断ち切られる。
以下略



749: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/08(火) 20:02:57.51 ID:lT0ghM6n0
顔と手に変な汗をかきながら、俺がたじろぎながらそう答えを返すと結衣は満足したのか、顔の位置を元に戻してから

ニッコリと妙に凄みのある笑顔で俺に微笑みかけてくれた。どうにも手汗が気になって俺は握られた手をほどこうとする

が、かえってそれが向こうの握る力を強めてしまう。俺は思わず結衣に話しかける。
以下略



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