過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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819:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/17(木) 15:20:21.51 ID:oXFApxf9o
てs


820:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/17(木) 16:16:55.54 ID:kkhgEhXio
しっかりした長編結衣SSって少ないからねぇここはすごく良いな

もっとはるのんとか海老名さんとかの長編ssも増えて欲しいものだ


821:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/10/17(木) 21:53:23.38 ID:vt3p2k9M0
とつかわいい


822: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/19(土) 23:19:19.14 ID:IdSKSuAc0
遅くなってすみません。回想シーンにかなり手こずってしまいました。
少し書きながらではありますが続きを投下します


823: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/19(土) 23:21:25.88 ID:IdSKSuAc0
しばしの沈黙の後、何気なく外を眺めると俺が出かける頃には薄曇りだった天気はいつの間にか回復していた。しかし、

この季節らしく陽が傾くのは早かった。リビングの中は少し薄暗くなってきていて、部屋に伸びる影も徐々に長くなる。

雪ノ下は紅茶をつぎ直した後、部屋の明かりを点けた。俺の隣に座り直すと、彼女はため息をついてからこうつぶやく。
以下略



824: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/19(土) 23:24:00.66 ID:IdSKSuAc0
彼女の重みのある言葉にきちんと答えたいとも思ったのだが、今の俺はどうにも軽口をたたかずにはいられなかった。

「お前ほど傲岸不遜な人間もなかなかいないと思うんだけどな」

「あら、あなたほどじゃないわよ」
以下略



825: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/19(土) 23:26:46.32 ID:IdSKSuAc0
ああ、ここでその話題を持ち出されるのか。元々俺は捻くれた根性と孤独体質を更生するという目的で奉仕部に強制入部

させられたわけだが、俺がそれを認めなかったために雪ノ下と自分のどちらが人に奉仕できるか勝負することになった

のだった。勝負に勝った方は負けた方になんでも命令できるらしい。勝負の裁定は本来、顧問である平塚先生がする筈
以下略



826: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/19(土) 23:28:58.16 ID:IdSKSuAc0

「ところで比企谷くんは…………私が由比ヶ浜さんとあなたに言った奉仕部の理念、覚えているかしら」

「え?飢えた人に魚を与えるのではなく、捕り方を教えて自立を促すって奴だろ。それがどうかしたのか?」

以下略



827: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/19(土) 23:32:20.04 ID:IdSKSuAc0
「でも、だからこそ…………私には無理なのよ。あなたを変えることは。私は由比ヶ浜さんのように器用ではないから、

今の比企谷くんを受け入れたらたぶんあなたはそのままになってしまう。ましてや更生させることなどできない。その

二つを両立できるのは、彼女だけ」
以下略



828: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/19(土) 23:35:07.29 ID:IdSKSuAc0
「それで、比企谷くんはその……“変わる”つもりは…………あるの?」

「……」


以下略



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