過去ログ - P「千早に退行催眠をかけよう」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 21:42:56.85 ID:E4QYuQqX0
-朝・765プロ事務所-

千早「プロデューサー、無精髭、伸びてますよ。あとシャツの襟が汚れてます。肌も荒れてますし、ちゃんと食べてますか?」

P「なんだなんだ?お前は俺の女房かっつーの」

P(……しまった、こんな冗談、千早に言ったら酷いことになる……)

千早「ふふふっ。プロデューサー、なに言ってるんですかもう」

P「あれ?怒らないの?『気持ち悪いです、そんなこという人の奥さんになるわけないでしょう、もう一週間ぐらい口を聞きたくありません。近くによらないでください』ぐらい言いそうなものなのに?」

千早「あの、私、そんなこといいませんよ?怒る理由、無いですし」

P「さいですか」

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 21:44:39.23 ID:E4QYuQqXo
P(千早はレッスンに行ってしまった)

P(さっきの会話妙に腑に落ちないというか)

P(千早が……デレてる?)
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 21:46:59.50 ID:E4QYuQqXo
P(ともかく、俺は千早の瞳がある種の狂気じみたモノに彩られる瞬間が好きなんだ)

P(ステージ上なんか特にそう、俺は思わず見惚れてしまうんだ)

P(俺はそういう千早を…)
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/09(金) 21:47:16.27 ID:QBuJHxm+o
ストイックな千早いいよね。支えてあげたい


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 21:49:15.20 ID:E4QYuQqXo
P(計画はこうだ)

P(俺の特技である催眠で千早を過去に退行させてその時点で精神性を固定する)

P(ここでいう過去とは千早の精神が最も尖っていた時期ということになるが必要であれば更に過去に戻すこともあり得る)
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 21:53:54.97 ID:E4QYuQqXo
e-Mail
To:千早
本文:今日23:00ごろに事務所に来てくれないか?

-765プロ-
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 21:54:34.98 ID:E4QYuQqXo
千早「プロデューサー、酸味の強いコーヒーがお好きでしたよね」

P「おう、よく覚えるなー。社長とか律子は苦いほうが好きらしいんだがな。いっつもそっちをまとめていれちゃうから、俺の好きなのが飲めないんだよ」

千早「割りを食ってる、ということですね」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 21:55:18.43 ID:E4QYuQqXo
P「いや、俺、他人にかけるのが大好きでさ。うまくいくとうっうー!ってなっちゃうんだよ、俺の心がさ」

千早「変なところで神聖な高槻さんのマネをいれないでください。ともかく、プロデューサーは担当アイドルに催眠をかけて喜ぶ変態だと?」

P「変態なのは周知の事実だろうが。なあ頼むよ」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 21:56:58.54 ID:E4QYuQqXo
P「実はな退行催眠というものをかけたいんだが」

千早「退行催眠?」

P「これはな催眠にかけられる人を一時的に過去に戻す催眠なんだ。まあ、戻しすぎて前世の記憶が出てきたなんて話もあるがありゃ眉唾ものだな……」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 21:58:00.39 ID:E4QYuQqXo
千早「それはどういことですか」

P「退行催眠によって過去の記憶、とくにトラウマなんかを追体験することは精神的な癒しになりうるんだよ。千早、弟さんのこと、まだ悲しいよな?」

千早「はい、悲しいです。全然吹っ切れていません、もう何年も経つのに」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:00:22.85 ID:E4QYuQqXo
P「社長椅子に寝てくれ」

千早「はい……こうで大丈夫ですか?」

P「大丈夫だ。少し倒すから」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:01:23.37 ID:E4QYuQqXo
……

P「今、千早の精神には過去も未来もなくなりました。これを自由に行き来できます」

千早「……」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:04:22.53 ID:E4QYuQqXo
P「なんで怒っているんだと思いますか?」

千早「多分、私が優を見殺しにしたから……」

P(ふむ、ここではあまり千早について得られそうなことは無いかもな)
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:06:55.30 ID:E4QYuQqXo
P「じゃあ、少し前に戻ろうか。その日の午後。弟さんが事故に会う少し前」

千早「はい」

P「じゃあ、これを持って」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:08:06.76 ID:E4QYuQqXo
……

P(困ったな、もっと強力なトリガが必要かもしれん)

P「その日はどうやって遊んでいたんですか?」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:09:45.32 ID:E4QYuQqXo
千早「……」

P「どうした、今周りに何が見える!?」

千早「真っ白です、感覚がありません。一切の、です」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:10:18.80 ID:E4QYuQqXo
……

P(段々呼吸が落ち着いてきた。どうやら大丈夫なようだな)

P(まあ問題ない。固定化のヒントも得た。このまま中期の千早に戻す)
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:11:01.07 ID:E4QYuQqXo
P(俺は千早にとっての良き理解者でありすぎたんだ。それを引き離してやれば、自然と千早は孤独を取り戻す)

P「さあ、催眠をときましょう。段々と過去から現在へ戻っていきます」

千早「はい……」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:12:15.35 ID:E4QYuQqXo
-テレビ局・控え室-

春香「……千早ちゃん?ち、は、や、ちゃーん」

千早「あ、春香、どうしたの」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:14:21.17 ID:E4QYuQqXo
千早「こんなこと聞くの変かもしれないけど、春香は最近プロデューサーとうまくいってる?」

春香「うまくいってるかって聞かれたら難しいけど、いつも通りだよ?千早ちゃん、プロデューサーさんとケンカでもしたの?」

千早「別にそういうわけでは……なんというか見透かされているような気がして」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:15:18.27 ID:E4QYuQqXo
-テレビ本番中・控え室-

P(今日は千早のライブ・ステージが生でオンエアされる。その様子を控え室のモニタで見守ろうと思うのだが)

伊織「ちょっとアンタ、オレンジジュース切れたんだけど」
以下略



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