過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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448: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 21:54:17.54 ID:TInU7+WSo

まこ「お待たせ。何かいなげなところ弄っとらんか?」
京太郎「んな事したら怒られるじゃすまないんでやりませんよ」
まこ「って事は怒られんかったらやるんじゃな?」
京太郎「まぁ…考えるくらいはやるかもしれませんね」
以下略



449: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 22:02:49.51 ID:TInU7+WSo

京太郎「んじゃ…やりましょうか」
まこ「ん」

そう言いながら二人が始めるのは決してサシ麻雀ではない。
以下略



450: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 22:14:08.15 ID:TInU7+WSo

まこ「(ん…二筒捨ててこっちを探りに来たか…)」

こうして二人きりの『特訓』を始めた頃、京太郎はひたすらまこの河しか見ていなかった。
勿論、それが彼の勝利条件から考えれば、安全策なのは確かである。
以下略



451: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 22:20:45.32 ID:TInU7+WSo

まこ「(あんまり…構ってやれんのになぁ…)」

最初の頃はまだ完全に初心者であった京太郎に構ってやる事が出来た。
清澄の麻雀部は四人で、団体戦に出るのには一人足りなかったのだから。
以下略



452: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 22:32:21.36 ID:TInU7+WSo

まこ「(けれど…京太郎は文句を言わん)」

それどころか、率先して雑用として動き、データの収集や整理を手伝ってくれている。
それが有難いと思うものの、同時に申し訳なさをまこは感じていた。
以下略



453: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 22:44:09.48 ID:TInU7+WSo

まこ「(それに…京太郎との特訓はわしにもメリットがある)」

まこは自らの経験を頼りに場を自分に対して有利なものへと変えていくタイプの雀士だ。
自然、その能力が発揮出来るか否かは似たような打ち手と出会えているかどうかに掛かっている。
以下略



454: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 22:55:17.72 ID:TInU7+WSo

京太郎「ふぅ…」

軽食として用意したサンドイッチがなくなり、そろそろ日付が変わりそうになった頃。
京太郎が漏らした吐息にまこは申し訳なさを感じる。
以下略



455: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 23:01:44.92 ID:TInU7+WSo

京太郎「それより俺の方こそダラダラ居続けてすみません。そろそろ帰りますね」
まこ「あ…」

そう言って雀卓の片付けを始める京太郎にまこは何を言えば良いのか分からなかった。
以下略



456: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 23:10:51.42 ID:TInU7+WSo

まこ「ほれ、今月の給料じゃ」
京太郎「え…い、いや、でも…」

そう言って手渡されるその封筒に京太郎は躊躇いを見せる。
以下略



457: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 23:20:38.22 ID:TInU7+WSo

京太郎「俺、こんなに貰って良いんですか…?」
まこ「つか、バイトじゃし、受け取って貰わんとうちが困る」

勿論、自分の手の中にある額がどれほどのものなのか京太郎には分からない。
以下略



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