過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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694: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:27:04.01 ID:DtkKb4Jxo

小蒔「とりあえず…原村さんと一緒に料理を作りますね」
和「諸々の事は後で相談しましょう」
京太郎「あ、あぁ…それと袋持つよ」

以下略



695: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:27:37.52 ID:DtkKb4Jxo

京太郎「いいから。4つくらいリビングまで運ぶくらいなら余裕だし」
小蒔「あ…っ」
和「…じゃあ、お願いします」

以下略



696: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:28:10.33 ID:DtkKb4Jxo

小蒔「いいから。座っててください」
和「そうですよ。京太郎君は主賓なんですから」

そのまま連れ立つようにキッチンの中へと入っていく二人の背中を京太郎は見送る事しか出来なかった。
以下略



697: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:28:45.93 ID:DtkKb4Jxo

京太郎「(俺が…そういうの欲しいって…そう思っていたからなのか?)」

清澄が全国優勝を果たした瞬間、誰よりも傍にいて、けれど、部外者だった京太郎。
彼にとって宮永咲や片岡優希が持つような能力は眩しく、そして羨ましいものだった。
以下略



698: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:29:21.47 ID:DtkKb4Jxo

京太郎「うん。美味しい。小蒔のお茶はやっぱり良いな」
小蒔「えへへ…」

そのまま口にした言葉に小蒔もまたその頬を緩ませた。
以下略



699: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:29:52.72 ID:DtkKb4Jxo

小蒔「それで…どうします?今から夕食の準備をしましょうか?」

それにほんの少しばかりの嫉妬を感じながら小蒔が口にした言葉はこの場に置いては必要不可欠なものだった。
既に時刻は夕方から夜にさしかかろうとしているのだから。
以下略



700: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:30:30.22 ID:DtkKb4Jxo

和「(でも…大丈夫です。そんな事はありません)」

和がそう思うのは、今の状況があまりにもそれに適さないからだ。
その選択を伝えるのであれば、正直に「決めた」と二人に言えば良いだけなのだから。
以下略



701: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:31:02.29 ID:DtkKb4Jxo

京太郎「こうして皆を呼んだのは…他でもない。俺がこれからどうするかを伝える為だ」
和「え…?」

和にとって誤算だったのは、京太郎に覚悟をさせるつもりなどなかった事だろう。
以下略



702: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:31:31.67 ID:DtkKb4Jxo

和「…本気…なんですか?」
京太郎「…あぁ。俺は本気だ」

数分ほどの沈黙の後、その片方 ―― 怒りを浮かばせる和は静かにそう京太郎へと尋ねた。
以下略



703: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:32:01.92 ID:DtkKb4Jxo

和「分かってるんですか!?京太郎君は今、最低な事を言ってるんですよ!ただ答えを先延ばしにするよりも…酷い事を言っているんですよ!?」

それでもそうやって和が詰め寄るのは京太郎の事を信じたいという気持ちがまだ心の中にあるからだろう。
和が京太郎に恋い焦がれ、心まで任せるようになったのは何も彼の能力だけが原因ではない。
以下略



704: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:32:36.56 ID:DtkKb4Jxo

小蒔「冗談…ですよね?」

そんな和とは裏腹に、小蒔の表情は未だ信じられないものが強かった。
まるで自分の目の前の光景が夢だと、嘘なのだと思いこむようなそれに京太郎の胸が張り裂けそうな痛みを発する。
以下略



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