過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/07(土) 01:25:25.35 ID:YJUSyvGCo
―― 人生というのは数奇な巡り合わせの連続だと誰かが言った。
それを同意するのは、俺がまたその巡り合わせに翻弄されてきた側だからだろう。
元々、俺は多少、裕福なだけの家庭に生まれ育ち、ごくごく平凡に育ってきたのだから。
以下略
903
:
◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/07(土) 01:25:51.42 ID:YJUSyvGCo
―― いや…それだけであればまだ幾らかマシだったんだろう。
俺の能力は、定期的に触れ合いを持たなければ、相手を発狂させかねない異常なものである。
お陰で俺は毒牙に掛けてしまった彼女たちと何度も肌を重ね合わせ、その疼きを満足させるしかなかった。
以下略
904
:
◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/07(土) 01:26:17.67 ID:YJUSyvGCo
―― それも今では良い思い出だけどな。
その後、俺は大学の法学部へと進んだ。
それは神代家での出来事が、俺の中で大きな影響を与えたからなのだろう。
以下略
905
:
◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/07(土) 01:26:52.09 ID:YJUSyvGCo
―― それに今でも和経由で付き合いがない訳じゃないし…。
勿論、事実を知った親父さんは今でも俺の事を蛇蝎の如く嫌ってはいる。
今でも和に対して、「そんなクズはとっとと見捨てて戻って来い」と言って来ているらしい。
以下略
906
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/07(土) 01:27:22.53 ID:YJUSyvGCo
京太郎「ただいま」
漫「おっかえりー」
その感情を忘れるように、俺はそっと自宅の扉を開いた。
以下略
907
:
◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/07(土) 01:27:51.29 ID:YJUSyvGCo
漫「そんなんされたら…うち我慢出来ひんようになるよ…ぉ♥」
京太郎「もうちょっとの我慢だ。後少しで小蒔も和も帰ってくるだろうしな」
漫「はぅん…♪」
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908
:
◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/07(土) 01:28:21.99 ID:YJUSyvGCo
小蒔「京太郎様ぁっ♥」
京太郎「うわっ!」
そう思った瞬間、リビングに飛び込んできた小蒔が俺の胸へとダイブする。
以下略
909
:
◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/07(土) 01:28:52.69 ID:YJUSyvGCo
京太郎「(まぁ、流石に海外出張までは霞さんが弾いてくれているみたいだけれど)」
所謂、大和撫子的な容姿をし、正装として巫女服を纏う小蒔は海外でも受けが良い。
実際、小蒔の元には海外の大会に出場しないかという話も結構あるそうだ。
以下略
910
:
◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/07(土) 01:29:21.08 ID:YJUSyvGCo
小蒔「美味しいお茶を淹れてみせますから…京太郎様は座ってゆっくりしてて下さいね…っ♪」
京太郎「あぁ、期待してる」
そう言ってトテトテとキッチンへと走って行く小蒔は、高校時代から大分、髪が伸びた。
以下略
911
:
◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/07(土) 01:29:57.30 ID:YJUSyvGCo
漫「うん…♥そうやね…♪」
それを再確認する俺に漫はその笑みを蕩けさせ、嬉しそうに頷いた。
さっきの気遣うような表情をすぐさま投げ捨てるその変わり身の速さは流石と言うべきか。
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