過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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以下、新鯖からお送りいたします
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2013/09/04(水) 18:10:39.68 ID:hAkQPchbo
部屋の中は薄暗かった。レースカーテン越しの白さが、雲なのか霧なのか、分からない。
妹は眠っているようだった。額に触れて温度を確かめようとすると、ぞわりとした。
まあ、冷えピタの感触がいやだっただけなんだけど。昔からこういう感触が鳥肌が立つくらい苦手だった。
以下略
237
:
以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/04(水) 18:11:37.96 ID:hAkQPchbo
「調子は?」
「……うん。朝よりはだいぶましになってきた、と、思う」
以下略
238
:
以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/04(水) 18:13:10.36 ID:hAkQPchbo
妹が瞼を閉じるのを見てから、俺は部屋を出ようとした。
けれど、扉を閉める途中に呼ばれた気がして、もう一度部屋を覗きこむ。
妹は上半身を起こしてこちらを見ていた。
以下略
239
:
以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/04(水) 18:14:07.23 ID:hAkQPchbo
家を出ると、霧はいっそう濃さを増していた。
頭がズキズキと痛む。今朝からずっと、断続的に。
俺も風邪をひいてしまったんだろうか。
以下略
240
:
以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/04(水) 18:15:46.12 ID:hAkQPchbo
とっさに何も言えなかった。
妹の顔は青ざめていたし、自分でも何が何だか分かっていないような様子だった。
パジャマ姿のまま、サンダルをつっかけて、髪も少し乱れたまま。熱に浮かされたような顔で。
以下略
241
:
以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/04(水) 18:16:13.60 ID:hAkQPchbo
つづく
242
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/04(水) 20:32:16.04 ID:dW6w9/GPo
曇り空がよく合う
乙
243
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/04(水) 20:34:14.44 ID:w+3u+lKlo
ひきこまれるなあ
244
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/04(水) 23:48:22.62 ID:GP7TcDlc0
乙
245
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/05(木) 07:09:48.72 ID:sfE/KwYKO
乙
246
:
以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/05(木) 18:12:24.46 ID:6HVoPzVuo
◇
買い物を済ませて家に戻ると、リビングには従妹しかいなかった。
彼女は何かを言いたげにしていたけれど、そこには触れずに妹の部屋に向かった。
以下略
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