過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
↓
1-
覧
板
20
499
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/09/24(火) 19:03:19.80 ID:1PtdhOx8o
「じゃあさ、結末を変えちゃえば?」
部長のその声に驚いて、俺は彼女の表情を凝視していた自分に気が付いた。
性欲。
以下略
500
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/09/24(火) 19:04:11.96 ID:1PtdhOx8o
部長の指先がシャープペンをノックしている。カチカチという音が断続的に繰り返される。
「でも?」と彼女は首を傾げた。
以下略
501
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/09/24(火) 19:05:19.06 ID:1PtdhOx8o
「まあともかく、人が死ぬのはナシなんだ?」
「ナシです。突然の病気や事故なんかだと最悪ですね。正直、そういう話は読んでても『それはナシだろ』って思う。
そりゃ、現実でだって予兆や前触れなんてなく、突然人は死ぬものだって、理屈は分かるんですけど……。
以下略
502
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/09/24(火) 19:06:19.51 ID:1PtdhOx8o
部長はしばらく俺の言葉を反芻するように黙り込み、何かを考えているようだった。
その仕草は小動物的で、やっぱりどこか愛らしかった。
そして不意に、悪戯っぽい微笑をたたえて、
以下略
503
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/09/24(火) 19:06:51.85 ID:1PtdhOx8o
つづく
504
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/09/24(火) 22:18:27.73 ID:y//zfXIKo
シャーペンノックしまくって芯が足元に落ちてるまで想像できた
505
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/09/26(木) 07:11:13.71 ID:22uhiiimo
床には長年たまった芯がばらまかれてるのかそうか
506
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/09/26(木) 19:34:06.72 ID:TcbpP0uzo
◇
部長の口車に乗せられてノートを開いた。実際、今なら何かを書けるような気がしたのだ。
以下略
507
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/09/26(木) 19:34:33.26 ID:TcbpP0uzo
それでも俺は書こうとしてみた。俺が書き始めたのだ。書き終えないわけにはいかない。
そんなのはあまりに無責任だし、身勝手だ。途中で放り投げることはできない。
だから俺は書く。書いている。でも書いているうちに、自分が何を書いているのか、段々と分からなくなってくる。
以下略
508
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/09/26(木) 19:35:14.04 ID:TcbpP0uzo
◇
部活が終わった後も、何をするでもなく部室に残っていた。
以下略
642Res/457.09 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1377165370/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice