34:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/07(土) 21:31:17.05 ID:OgXx9gH3o
一人くらいいてもいいじゃない
35:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/07(土) 21:32:03.12 ID:1jS5gkvco
二人目。
36:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/07(土) 21:41:24.64 ID:1vEtWVYko
―― それは、いずれ薙ぎ払われるであろう深き闇。そこに光が差し込み、希望を失いつつある人々を照らすことになる。
その筈であった。そうして送り出された若者達は、使命を果たしたかと思われた。
闇、突如現れた闇の軍勢、そして毒味を帯びたような紫煙。その煙を纏い現れた闇の軍勢は、
37:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/07(土) 21:43:00.27 ID:1jS5gkvco
修行の滝で水に打たれている
38:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/07(土) 21:50:27.88 ID:1vEtWVYko
「うんと、多分……何時もの場所、修行の滝で水に打たれている場所に居ると思うんですけど」
「ほう、今日もかね? まだ若いのに感心というか……その必要性はあるのかね?」
「まぁ、その……精神修練を積まないと、魔翌力が暴走してしまうとか、本人は言うんですけど……」
39:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/07(土) 21:51:02.73 ID:OgXx9gH3o
あ、なんか断れない雰囲気
40:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/07(土) 21:59:07.93 ID:1vEtWVYko
後に勇者と呼ばれる少年が、兄にそう告げると、兄はあ、なんか断れない雰囲気といった様子でホイホイと付いていってしまうのだ。
だが、後に私は思う。兄はその少年にちょっとした想いを抱いてしまったのではないか。
少女のような端整な顔立ちのその少年は、正直言って頼りなく、そして何処か情けない雰囲気を持っていた。
しかしそれが、闇の軍勢を率いる魔王を打ち倒すと言い出したのだから、兄も私も笑いを堪える羽目となっていた。
41:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/07(土) 22:01:26.97 ID:1jS5gkvco
スライムが仲間になりたそうにこちらを見ていた
42:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/07(土) 22:01:42.50 ID:ePORp58B0
狼のような獣が飛び出してきた!
43:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/07(土) 22:02:01.45 ID:yQDoTaH8o
飯だ、貴重なタンパク質だ逃すなという声が聞こえた
44:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/07(土) 22:07:56.27 ID:1vEtWVYko
シュルルルルル、という音がした。蛇のような、しかしどこか獰猛な呻き声。
嫌な予感がし、立ち止まっては周囲を警戒していたその直後、スライムが仲間になりたそうにこちらを見ていた。
仲間にしますか? とか考えている場合ではない。青色で妙に丸っこい瞳を持つその物体、
それが蛇のような鳴き声を発するだろうか。それを無視して改めて周囲を警戒していた最中であった。
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