6:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/08/31(土) 22:07:31.89 ID:qshCWE1+0
「違う!! 確かにあんなに笑うことは無いかもしれない。
友達といるのは楽しいよ。話も合うし、そもそも同じ学年で同じクラスだから。
7:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/08/31(土) 22:08:01.37 ID:qshCWE1+0
「落ち着くんだ。サーニャちゃんといると。とても安心できて、いつでも楽しくて。
だから癒されるというのかな。もっと一緒にいたい、もっとキミのことを守ってあげたい。
8:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/08/31(土) 22:08:28.93 ID:qshCWE1+0
「……エイラさん、貴女は私の、どこが好きなんですか?」
9:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/08/31(土) 22:09:03.41 ID:qshCWE1+0
「でも……趣味とか、合いませんよ?
貴女の好きなタロットも、エイラさんの他の趣味も全く知りません。
10:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/08/31(土) 22:09:33.00 ID:qshCWE1+0
「でも……でも!! 私は、貴女が友達といることにも耐えられないんですよ? ……弱い人、それが私なんです。
11:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/08/31(土) 22:10:03.01 ID:qshCWE1+0
「ダメなんです……ダメ、ダメっ!
きっと、私はもっと貴女が欲しくなる。
12:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/08/31(土) 22:10:37.78 ID:qshCWE1+0
「だから、ダメ……」
13:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/08/31(土) 22:11:28.57 ID:qshCWE1+0
14:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/08/31(土) 22:11:58.08 ID:qshCWE1+0
「そうだ、エイラさん。私、隣に一緒にいてくれる人ができたら、やってみたかったこと、たくさんあったんです」
15:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/08/31(土) 22:12:47.40 ID:qshCWE1+0
「あのさ、敬語はやめないか? 間に壁一枚隔ててるような、そんな気がするんだ」
16:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/08/31(土) 22:13:44.77 ID:qshCWE1+0
触れられた両手は、夏だというのにとてもひんやりとしていた。
少し伸ばせば唇に届きそうな距離。
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