過去ログ - 上条「メンバーを舐めるなよ」
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24: ◆LUrsvHMguE[saga]
2013/09/08(日) 15:41:01.14 ID:HajytHeA0
上条「チッ。確か、木原幻生が推し進めている「何か」を探る……だったか?」

馬場『そう。木原幻生は査楽を捕獲した後に、人体実験用の素材として木原病理へと譲渡しようとしているみたいだ』

馬場『ショチトルとかいう女が補充されたばかりで、幹部クラスが死ぬのはマズい。博士も同じ意向だ』
以下略



25: ◆LUrsvHMguE[saga]
2013/09/08(日) 15:41:28.77 ID:HajytHeA0
上条「分かった。端末に研究所の位置を転送していてくれ。すぐ向かう」

電話を切ると、端末に送られてきたマップデータをもとに上条は動き出した。
第八学区は第七学区と隣接しているとはいえ、その研究所までは近くて遠い的な距離にあり電車で移動するには小一時間程度はかかる。
しかしここから車を手配するだけの時間も無いし、残るは無人バスしかなかった。
以下略



26: ◆LUrsvHMguE[saga]
2013/09/08(日) 15:41:55.06 ID:HajytHeA0
上条(もう終わったのか?)

「あのー」

車椅子に乗った女が上条に話しかけていた。女は病院着のような服を着ており、顔の血色は良くはない。
以下略



27: ◆LUrsvHMguE[saga]
2013/09/08(日) 15:42:24.57 ID:HajytHeA0
上条(もう終わったのか?)

「あのー」

車椅子に乗った女が上条に話しかけていた。女は病院着のような服を着ており、顔の血色は良くはない。
以下略



28: ◆LUrsvHMguE[saga]
2013/09/08(日) 15:44:21.05 ID:HajytHeA0
上条「そうか。まあ、一応。その空間移動系の能力者は俺たちの仲間だし、くれてやる訳にはいかないけど」

病理「なら、今殺せばいいじゃないですか? 私を」

上条「……アンタは死なないんだろ? 木原病理は諦めを司ると聞いたことがある」
以下略



29: ◆LUrsvHMguE[saga]
2013/09/08(日) 15:45:47.42 ID:HajytHeA0
『第七学区方面へと向かったから、おそらく違う相手に譲渡する手筈だろう』

『それと、移動用の為に下部組織にバイクを用意させた。乗れるか?」

上条「ああ、問題ない」
以下略



30: ◆LUrsvHMguE[saga]
2013/09/08(日) 15:46:14.21 ID:HajytHeA0
……………………………………………*………………………………………………………



上条「初めまして、ショチトル」
以下略



31: ◆LUrsvHMguE[saga]
2013/09/08(日) 15:46:57.23 ID:HajytHeA0
上条「さて、乗り込むか」

ショチトル「ああ」

研究所内では、既に下部組織の人間が乗り込んでおり派手に暴れ回っていた。
以下略



32: ◆LUrsvHMguE[saga]
2013/09/08(日) 15:47:29.54 ID:HajytHeA0
ショチトルの様子がおかしい。心理定規というのは相手の心の距離を操作する能力で、決して戦闘型ではない。
この下部組織の男達は、殺し合ったのだろう。
となれば、ショチトルと心理定規の心の距離は操作されて「愛おしい程の存在」となっている。
それで、上条とショチトルの同士討ちを狙っているのだろう。

以下略



33: ◆LUrsvHMguE[saga]
2013/09/08(日) 15:47:58.40 ID:HajytHeA0
六枚の羽を大きく展開した垣根帝督。メンバーの危険度リストのランクはA。最も警戒すべき相手としてリストアップされた実力者。
上条は幻想殺しと呼ばれる、能力を消し去る右手を持っているが、それでも垣根帝督と相対出来るかどうかはわからない。
垣根は、六枚の羽で空中へと飛ぶと、六枚の羽から数十枚の一枚羽をバサァ、と空中へと散布させた。
一枚羽は雨のように頭上へと降り注ぎ、その一枚羽は爆発していく。一枚一枚では大したことはないが、それが幾千枚になると規模が違う。
右手で爆発を防ぎきる上条だったが、垣根はさらに置い打ちをかけるように紫色のレーザーを射出。
以下略



34: ◆LUrsvHMguE[saga]
2013/09/08(日) 15:48:26.72 ID:HajytHeA0
垣根「ほら、光速のレーザーだ。お前の心臓を貫くように調整したから、どうやっても逃げれねえぞ」

爆煙の中からでも、その光は見えた。しかし、レーザーは心臓を貫くことはなく再び甲高い音と共に霧散する。
垣根帝督は笑った。
上条以上の相手と相対した事はあるが、ここまで「対策法」を潰されたのは初めてだ。
以下略



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